曹操墓の真相

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336054173
  • NDC分類 222.02
  • Cコード C0022

出版社内容情報

魅力的なエピソードと多数の写真で「世紀の発見」の経緯を詳細に辿り、その謎に迫る。全ての三国志ファンに贈る考古学ドキュメント。

2009年12月、曹操の墓が発見されたとの知らせが世界を驚かせた。
そしてその後に巻き起こった真偽論争――。

河南省文物局考古隊による発掘の詳細な経緯、盗掘者との闘い、60歳代男性の頭骨や「魏武王」の文字が刻まれた副葬品の発見など、魅力的なエピソードと、カラーを含む多数の墓室内写真、出土品の写真を交えながら「世紀の発見」の謎に迫り、中国でベストセラーとなった考古学ドキュメンタリーの傑作、ついに邦訳。

第一章 西高穴大墓の発掘調査
第二章「死の暗号」を読み解く
第三章 文献における曹操の死の真相
第四章 瘠薄の地に葬られた英雄
第五章 歴史を真実に回帰させる
エピローグ 千年の古墓における現世のまぼろし
附録 曹操高陵発見の一部始終
解説 「曹操墓の真相」の行方 渡邉義浩
参考資料
(一)河南安陽市西高穴曹操高陵
(二)魯潜墓誌およびその関連問題 

【著者紹介】
1964年生。北京大学と中国社会科学院で学び、2004年にイギリス・ロンドン大学で博士の学位を取得。現職は中国社会科学院考古研究所研究員・安陽師範に勤務。長きに渡り中国青銅器時代の考古研究に従事。著書に『考古与文化遺産論集』・『中国古代鉱冶簡史』、共同編集に『多維視域――商王朝与中国早期文明研究』・『安陽殷墟出土玉器』、共同翻訳に『?一種古史――青銅器紋飾・徽識与図像解読』など多数。

内容説明

副葬品に刻まれた「魏武王」の文字、出土した頭骨は60歳代男性―。被葬者をめぐり中国で大論争を巻き起こした西高穴2号墓(河南省安陽市)の謎に挑む。

目次

第1章 西高穴大墓の発掘調査
第2章 「死の暗号」を読み解く
第3章 文献における曹操の死の真相
第4章 瘠薄の地に葬られた英雄
第5章 歴史を真実に回帰させる
エピローグ―千年の古墓における現世のまぼろし
附録 曹操高陵発見の一部始終
解説「曹操墓の真相」の行方

著者等紹介

渡邉義浩[ワタナベヨシヒロ]
1962年生。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。現在、大東文化大学文学部教授。三国志学会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

8
先月曹操墓は本物だろうと報道されたので改めて読んでみた。曹操墓発掘までの経緯が述べられてます。政府が頑なに保護してくれないから盗掘されるという悲劇になり、盗掘されたから発掘できるという変な話。ただその発掘の興奮とプレッシャーが伝わってくる内容でした。発掘物や陵墓の画像が豊富に載せられているのが非常に良い。一号墓はどうなったんだろうか、更なる研究成果が待ち遠しいところです。2016/12/04

GEO(ジオ)

7
数年ぶりに再読。当時は西高穴二号墓に色々と反対の意見も出たが、いまでは一応、曹操の墓で間違いないだろうということになっている。とはいえ、いまだその全貌が明らかになっておらず、他にも色々な謎を含んでいる。本書は発掘当時の状況を描いた一種のドキュメンタリーのようなもの。読む際には他のいくつかの研究論文や書籍とあわせて読むといいかもしれない。2015/07/31

GEO(ジオ)

7
著者と解説を書いた渡邉氏との見解が対立している。著者が曹操墓と信じて疑わないのに対し、渡邉氏は夏侯惇墓の可能性が捨てきれないとする。要はよくわからないということだが、おそらく、魏の偉い人間の墓ではありそうだ。どちらにせよ、早いところ、全貌の公開が待たれる。2011/10/16

うしうし

5
最近読んだ本の中でも、なかり面白かった。2019年に九国博で「三国志」展を見たが、この時は曹操高陵(西高穴2号墓)についての知識がなく、展示品の重要性を全く理解していなかった。展示では西高穴2号墓を曹操高陵とする大きな根拠となった「魏武王常所用挌虎大戟」の石牌も展示されていたようだが、全く覚えていない。やはり、考古・歴史系の展示を見る時は予習が必要と痛感する。2021/05/04

紫暗

5
タイトル通り、曹操の墓と推測される墓の発掘調査の過程が説明されています。文章での説明は多少わかりづらいところもありますが、図版が多く、カラーの部分もかなりの量なので、図版を見ればだいたいのことは理解できると思います。結論を多少急いでいる感じも受けましたが、その辺りは訳者が最後に補足してくれているので、全体的には非常にわかりやすく、遺跡の状況がよくわかる一冊になっていました。2014/05/19

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