「憲法改正」の比較政治学

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  • サイズ A5判/ページ数 479p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335356797
  • NDC分類 323
  • Cコード C3032

出版社内容情報

「憲法」とは何か、「改正」とは何か。日本を含む7か国の「憲法改正」の姿を、憲法学と政治学の協働により多面的に描く。「憲法」とは何か、「改正」とは何か:憲法学と政治学のコラボレーションがひらく「憲法改正」の多様な見方

わが国において「憲法改正」は、長らく重要な政治的テーマとして扱われてきました。しかし、そこでの議論は、「憲法」とそれを「改正」することの本質的な意味を、真に踏まえたものだったでしょうか。

本書は、日本の憲法論議をイデオロギー的・二項対立的状況から解き放ち民主主義の深化に寄与させることをめざして、日本を含む7か国における「憲法改正」の動態と規範的含意を、政治学・国制史学と憲法学との協働により考究。
「基幹的政治制度」などの概念を手がかりにしながら「憲法」とその「改正」とをより広く捉え、成文憲法をもたないにもかかわらず「憲法改正」が語られるイギリスや、憲法改正を「憲法保障」として捉えるイタリア、さらには首都移転が憲法問題とされた韓国など、各国ならではの「憲法改正」の姿を多面的に描き出すことで、単なる改正頻度や改正の容易さ/困難さといった表層的な国際比較とは一線を画する視点を提供します。

また、各部の「概観」においては各国憲法の沿革や改正手続、改正略史などの基本情報もフォロー。今後のわが国における憲法論議に新たな風を吹き込む、今こそ必読の一冊です。

第?部 「憲法改正」への視座
 ?-1章 政治学からみた「憲法改正」〔待鳥聡史〕
 ?-2章 憲法学にとっての「憲法改正」〔駒村圭吾〕

第?部 イギリス
 ?-序 概観
 ?-1章 イギリスにおける憲政改革―貴族院改革の事例から〔近藤康史〕
 ?-2章 イギリスにおける憲法変動の改革論―コンセンサス、市民参加やエントレンチメントのあり方などをめぐって〔上田健介〕

第?部 アメリカ
 ?-序 概観
 ?-1章 憲法修正なき憲法の変化の政治的意義―ニューディール期アメリカ合衆国の「憲法革命」を題材に〔岡山裕〕
 ?-2章 立憲主義のディレンマ―アメリカ合衆国の場合〔川岸令和〕

第?部 フランス
 ?-序 概観 
 ?-1章 「大統領化」の中のフランス憲法改正〔吉田徹〕
 ?-2章 憲法変動と学説―フランス第五共和政の一例から〔南野森〕

第?部 ドイツ
 ?-序 概観
 ?-1章 ドイツにおける憲法改正の政治〔近藤正基〕
 ?-2章 ドイツにおける憲法改正論議〔赤坂幸一〕

第?部 イタリア
 ?-序 概観
 ?-1章 イタリアにおける憲法改正の政治力学〔伊藤武〕
 ?-2章 憲法保障としての憲法改正―イタリアの「憲法改正」観〔田近肇〕

第?部 韓国
 ?-序 概観
 ?-1章 韓国における1987年憲法の持続と憲法体制の変化〔浅羽祐樹〕
 ?-2章 韓国における「広義」の憲法改正と憲法裁判所の機能〔國分典子〕

第?部 日本
 ?-序 概観
 ?-1章 日本憲法史における伊藤博文の遺産〔瀧井一博〕
 ?-2章 憲法改革・憲法変遷・解釈改憲―日本憲法学説史の観点から〔西村裕一〕

駒村 圭吾[コマムラ ケイゴ]

待鳥 聡史[マチドリ サトシ]

内容説明

「憲法」とは何か、「改正」とは何か。「憲法改正」をイデオロギー対立から解き放つための手がかりを求めて、日本を含む7か国における「憲法改正」の動態と規範的含意を、政治学・国制史学と憲法学との協働によって考究。憲法論義を、民主主義の深化に寄与させるための条件が、ここにある。

目次

第1部 「憲法改正」への視座
第2部 イギリス
第3部 アメリカ
第4部 フランス
第5部 ドイツ
第6部 イタリア
第7部 韓国
第8部 日本

著者等紹介

駒村圭吾[コマムラケイゴ]
慶應義塾大学法学部教授

待鳥聡史[マチドリサトシ]
京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Satoru Yonekura

1
『「憲法改正」の比較政治学』駒村圭吾・待鳥聡史編、著者14名  奇しくも憲法記念日に読了。 2017/05/03

K.C.

1
中味は純粋な学術書なので、決してお薦めはしない。 曲がりなりにも法学部を出た者として、憲法という領域の区分というのは、あまり意識しなかった考え方。憲法付属法は日本でも既に改正をされている中、憲法改正を問うというアプローチ、そして比較法の観点からアプローチをする見方は非常に新鮮。単眼的な見方ではなく、こういうアプローチが必要だと思わせた点で、参考になった一冊。2017/02/22

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