少女病

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334927745
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

この家には男はいない。ぶっ飛んでいる母と三人の娘たち。夢見る女たちの葛藤を描く、リアル「若草物語」。

著者等紹介

吉川トリコ[ヨシカワトリコ]
1977年愛知県生まれ。2004年「ねむりひめ」で、第3回「女による女のためのR‐18文学賞」の大賞・読者賞をダブル受賞。受賞作を含む『しゃぼん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

青蓮

86
初読み作家さん。タイトルに惹かれて読みました。それぞれ父親が違う姉妹、都、司、紫と少女小説家のシングルマザー織子の日常を描く。都のエピソードは自分自身と似てる部分が多く、読んでて切なかったけれど、彼女の幸福な未来が見えて良かったです。正直、織子みたいな母親は嫌いだけれども、彼女もまた「母親」に縛られて生きてきたことを思うと同情を禁じ得ないかな、と。「要するに家族というのは芝居のようなものなのだ。」これ、凄く解る。姉妹の喧嘩したりじゃれあったりする様子が微笑ましい。読んだら妹に会いたくなりました。2015/05/22

えりこんぐ

65
恋愛系の妄想、かわいいもの好き...少女の心をいつまでも引きずったまま年齢を重ねると、病気と呼ばれるのね。気をつけよ。少女小説家の母と、それぞれ父親の違う三姉妹。個性がぶつかり合ってても、結局は仲良しなのがいい。いとこのユキがいいスパイス。【積読2】2020/01/30

kana

49
少女病、という心惹かれるタイトルとさやかさんの美しい装画にジャケ買いした初めての作家さんの作品でしたが、おもしろかった!少女小説家で母としての仕事は一切しない織子としっかり者の長女の都、奔放な漫画家志望のフリーター司、思春期真っただ中で着々と美少女に成長中の紫の異父3姉妹の4人暮らしの日常をそれぞれの視点で綴った家族小説。結局、冒頭の少女病診断は誰のもので、若先生とは誰なのか、いまいち釈然とせず、不満が残るものの、女性なら共感せずにはいられない、四者四様の心の機微が丁寧に描かれていて好感が持てました。2013/08/11

ぶんこ

44
この本に「若草物語」を当てはめないで欲しかったです。 共通するところは無いでしょう。 「若草物語」ファンとしては納得いきません。 無責任な母親が、少女小説を書くのってどうなのかなとも思いました。 織子さんは少女というより、単なる無責任な自分勝手な人。 「若草物語」の登場人物にはいないでしょう。 どうも「若草物語」に取り憑かれている私ですね。 どうにも嫌なものですから。 都さんと司さん、紫さんには幸せになってもらいたいです。 2015/03/28

まど

33
父の違う三姉妹と、いつまでも奔放で美少女のような母親の4人家族が、真面目な長女の恋愛を軸に変化していく物語。全然違う3人の性格の中にそれぞれに母の面影があって、母を否定しながらも愛していて、母も自由にしているように見えて、母なりに子どものことを大切にしていて。女同士の心地よい物語でした。トリコさんの描く一風変わった家族のお話、やっぱり面白いです。2011/11/14

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