最後の願い

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334924522
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

新しく劇団を作ろうとしている男がいた。度会恭平。劇団の名は、劇団φ。納得するメンバーを集めるため、日々人材を探し回る。その過程で出遭う謎―。日常に潜む謎の奥にある人間ドラマを、優しい眼で描く青春ミステリー。

著者等紹介

光原百合[ミツハラユリ]
1964年広島県生まれ。大阪大学大学院修了。尾道大学芸術文化学部講師。詩集や絵本、童話を執筆する一方、1998年、初のミステリー『時計を忘れて森へいこう』を発表。2002年「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

91
多分再読だがかなり忘れてた、しかし劇団θと彼の頭の切れは覚えていた、劇団を立ち上げるためメンバーを探す過程で度会はその観察眼と頭脳と演技力で彼らの周りの裏の顔を暴いたり謎を解き明かして行く、少しダークだったり、真実を知る事で救われたり、少しずつ仲間を増やして劇団θの旗揚げが始まる、役者というのは天使にも悪魔にもなれる、気のいいあんちゃを装いながらガラッと雰囲気を変える度会や風見の様な役者は怖い様でとても魅力的なキャラクターだった、17年も前の作品ながらもう続編が出ない事が残念です。2022/09/22

ダイ@2019.11.2~一時休止

89
アンソロジー以外だと初読み作家さん。連作短編集。劇団員を集める中で謎を解いていく。風船のやつが一番良かった。2017/09/03

にく

26
相変わらずベタで甘い。ミステリとしてよりそういうところを楽しむべきだな、と確信する。連作短編になってるようななってないような作りでしたが、劇団φの公演を見てみたいと思ったのは確か。2010/10/30

ゴリ

23
光原さんのお話は安心できますよね。劇団ファイの立ち上げの人集めは7編の短編ミステリー仕立て。それぞれの話は魅力的でミステリーの謎解きも楽しめるが、少し流れにスムーズが欠けていたのが残念。しかしラスト、劇場に取り憑いた者の最後の願いが適えられ、劇団ファイの幕開けには心から拍手!2011/07/23

珂音

19
「花もちぎれないほど」の響子の由緒正しき庶民ぶりに激しく共感してしまった。キャラクターが個性的で、鮮やかに謎を解いて行く。彼らの作り上げた舞台、読んでみたい。2009/11/11

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