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内容説明
明治維新最大の功労者であった西郷は西南戦争により城山で自刃したが、その際戊辰戦争で仇敵だった荘内藩の二人の少年藩士が西郷を慕って参戦し、命を散らせたことはあまり知られていない。仇敵をも惹きつける西郷の魅力とは何だったのか?角度を変えてこれまで触れられなかった西郷の実像に迫りつつ、敗れし者側の視点から明治維新を検証する。
目次
南洲墓地に眠る荘内の少年藩士
四つの南洲神社、秘史
西郷隆盛、二つの系譜 安岡正篤と四元義隆
西郷を憎む会津、西郷を愛する会津
薩長閥政府に挑む「北方政権」の夢
荘内藩と大西郷の攻防
荘内藩転封騒動
西郷と菅と本間郡兵衛
明治六年の政変
西南戦争前夜
西南戦争と荘内
「列外の人」、相楽総三と西郷
さまざまな西郷観
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て、現在、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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