内容説明
日常のすぐ隣りで不思議の世界は扉を開けている。光と闇、論理と非論理の境界線―ジャンルの枠を越えた逸品15編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
58
伊坂さんと米澤さん目当てで、借りた!伊坂さんの「吹雪に死神」は既読。米澤さんの「Do you love me?」は、読んでる最中は、早く真相が知りたくて、なんかモヤモヤした。真相は、段々、なんとなくわかってきたが、やはり最後は衝撃的で、怖かった。おもしろかったというか、怖かったというか、印象深かったのは、石持浅海氏の「酬い」、柴田よしき氏の「隠されていたもの」、朱川湊人氏の「東京しあわせクラブ」、松尾由美氏の「ロボットと俳句の問題」、道尾秀介氏の「箱詰めの文字」、宮部みゆき氏の「チヨ子」。解説が良かった!2012/11/10
かんらんしゃ🎡
55
★全15編。さすがにこれだけの作家がいると好みじゃないのもある。少し前に読んだ「信長の原理」の2:6:2の法則が本にも当てはまることを発見。比率通りに3編は途中で断念してしまった。★不思議話は好きなんです。恐怖の恐さと畏敬なものに対する怖さと未知なるものへの好奇心が混じって手を出してしまう。でもホラーっぽいのは駄目だぁ。★この中でお気に入りは伊坂・柴田よしき・高橋克彦・米澤氏の作品。あっ!4編もあったか。2018/12/30
ぶんぶん
20
【図書館】各種各作家の不思議が描かれる、SFやら時代劇やらファンタジーやら沢山の不思議が見られる。 ふっと気が付くと違う自分に成った様な不思議の世界。 作家の頭ってのはやっぱり凄い。 こんな偶然に普通気が付くか・・・何しろ、15人の作家が奇妙を描く。 しかも、探偵役が人間じゃないのも不思議、こんな世界があったらやはり怖いだろうな。 ほんの時間つぶしに借りて来たが、絶好のアンソロジーだ。2020/11/18
ちょろこ
15
豪華作家陣による盛りだくさんな一冊。やっぱり好きな作家さんは今回も安定のおもしろさでした。毎日、一話ずっと読めたし、続きが気になる!っていうことにもならず、楽しめました。2014/09/27
LIBRA
11
色々な作家さんのミステリーが一度に読めてお得感のある本でした。2020/03/30