内容説明
現代語訳によってもなお、理解することが難しい『正法眼蔵』―それぞれの巻の主旨・主張を読み解くことに焦点を当て、『正法眼蔵』の思想的全体像を照らし出す、著者渾身の書。
目次
『正法眼蔵』序説
七十五巻本『正法眼蔵』(辧道話;現成公案 ほか)
十二巻本(新草本)『正法眼蔵』(出家功徳;受戒 ほか)
付巻(菩提薩〓(た)四摂法
法華転法華)
著者等紹介
木村清孝[キムラキヨタカ]
1940年(昭和15年)、熊本県に生まれる。東京教育大学文学部哲学科倫理学専攻卒業、東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専門課程博士課程単位取得退学。文学博士(東京大学)。専門は中国華厳思想、東アジア仏教思想。四天王寺女子大学教授、東京大学教授、鶴見大学学長などを経て、東京大学名誉教授、鶴見大学仏教文化研究所特別顧問、東大寺華厳学研究所所長、函館少年刑務所教誨師、仏教伝道協会理事、曹洞宗龍宝寺(北海道函館市)住職などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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