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廣済堂文庫
柳うら屋奇々怪々譚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 387p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784331615287
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸吉原の妓楼・柳うら屋で、最高位の遊女白椿が死んだ。その日から、霧野・玉舟・糸香の三人の座敷持ちが奇妙な「モノ」を目撃するようになる。業突く張りの楼主夫婦、ひどい折檻をする遣り手婆、白椿を畏れながら崇めた見世の者、奇妙な客たち…曲者ぞろいの廓の中で、しだいに明かされていく真相と人々の心の闇―そこに巣喰うはもののけか、狂気か。著者渾身のデビュー作。

著者等紹介

篠原景[シノハラケイ]
1980年、青森県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程(日本史)修了。オフィス・マツナガのウェブサイト「ニュースソース」にて、短編時代小説を連載。『柳うら屋奇々怪々譚』で書籍デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。