目次
第1章 “大化改新”の真相(明治百年、つくられた“大化改新”;“改新の詔”は存在したか;山上憶良「貧窮問答歌」の社会)
第2章 蘇我一族の内紛と唐の介入(百済の政治家、蘇我一族の登場;大王位をめぐる蘇我一族の死闘;唐・三国の攻防と馬子暗殺)
第3章 山背王朝の滅亡と“乙巳の変”(孝徳はどこから来たか;ゆらぐ山背王朝;山背王朝滅亡・影の主役たち;“乙巳の変”の真相)
第4章 太宗の高句麗征伐を決断させた山背王朝の滅亡(高向玄理と蓋蘇文;唐・太宗の高句麗親征と“乙巳の変”;つかの間の古人大王・皇極朝)
第5章 対唐戦に備える孝徳朝(百済義慈王の倭国進出;蘇我一族の経済力とその興亡;蘇我石川麻呂の遭難;消されたもうひとりの女帝;右大臣大友馬養と左大臣巨勢徳陀;義慈王の太子・孝の白雉朝)
著者等紹介
小林惠子[コバヤシヤスコ]
旧姓・稻田。1936年生。1958年岡山大学法文学部文学科東洋史専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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