内容説明
保育の消費者から共同生産者へ。保育士不足や予算制約のもとで、保育の質を高めるために、親の力を生かす12カ国の政策動向を紹介。
目次
日本の幼児教育・保育制度における親の参画の現状
第1部 幼児教育・保育施設における親の会(ノルウェー:家庭と保育園の協同;デンマーク:自主性と制度による親の参画;オランダ:制度化された親参加;イギリス:新しい公共管理としての親参加)
第2部 親が運営する保育施設(フランス:親参画にみる社会的連帯のあり方;スウェーデン:親子と保育者の「共同生産」;韓国:親の参画を通じた保育の民主化の模索;イタリア:親を地域で支える社会的協同組合)
第3部 親が運営する幼児教育施設(ドイツ:保育における質保証と「親の参画」;ニュージーランド:親も学ぶ幼児教育施設;カナダ:保育の品質保証のための親の参画;アメリカ:親と子と保育者が共に学ぶ保育)
日本の幼児教育・保育制度に親の参画をどう生かすか:保育の消費者から共同生産者へ
著者等紹介
池本美香[イケモトミカ]
1966年生まれ。1989年、日本女子大学文学部英文学科卒業。2000年、千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了/博士(学術)。現在、(株)日本総合研究所調査部主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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