とてつもない特権―君臨する基軸通貨ドルの不安

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とてつもない特権―君臨する基軸通貨ドルの不安

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  • サイズ B6判/ページ数 318,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326550708
  • NDC分類 338.97
  • Cコード C1033

内容説明

ユーロ危機、国際通貨を目指す人民元に立ち向かうドル。アメリカの通貨戦略。

目次

第1章 イントロダクション
第2章 デビュー
第3章 支配
第4章 拮抗する通貨
第5章 危機
第6章 独占の終わり
第7章 ドル・クラッシュ

著者等紹介

アイケングリーン,バリー[アイケングリーン,バリー][Eichengreen,Barry]
現在カリフォルニア大学バークレー校の経済学及び政治学の教授。専門的な論考以外にも、『フィナンシャル・タイムズ』、『ウォールストリート・ジャーナル』、『フォーリン・アフェアーズ』などにも寄稿している

小浜裕久[コハマヒロヒサ]
1949年川崎市に生まれる。1972年慶應義塾大学経済学部卒業。1974年慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了。現在、静岡県立大学国際関係学部教授

浅沼信爾[アサヌマシンジ]
1938年伊勢市に生まれる。1961年一橋大学経済学部卒業。(株)東京銀行、世界銀行エコノミスト、クーンローブ投資銀行極東代表事務所代表、世界銀行計画・予算局長、同アジア第1局局長、S.G.ウォーバーグ(現UBS銀行)取締役兼ウォーバーグ証券東京支店長、千葉工業大学教授、一橋大学教授を経て、一橋大学国際・公共政策大学院(アジア公共政策プログラム)客員教授および国際協力機構(JICA)客員専門員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

4
そもそも変動相場制になったのはなぜか? 固定相場の1ドル360円では投資家や株主が刺激的ではないのか? ギャンブル性があるからか。そんな疑問が湧いてきた。ドルに対抗してユーロができたし、東アジア共同体ならアジア共通通貨とも思うが、どうもアジアが広く、多様過ぎて無理なのだろうな。解題にあるように、資本移動自由なグローバル化の現状では、固定相場制は難しいという(306-7ページ)。競争が激化し、負け組が多く、社会的には没落していくが、そうした責任は市場はとれないだろう。責任をとるのは人間だ。市場盲信は危険だ。2013/01/16

はっちゃん

1
やはり米ドル成立の話が非常に興味深く、植民地経済の影響を独立後も随分引きずっていたのは驚き。米ドルが無い米国民の苦労が忍ばれます。 それはさておき「とてつもない特権」として全世界でドル建取引がなぜ行われるに至ったかという歴史に学ぶところは多いのです。 しかしビットコインが本当に保証された通貨になったら、本当に米ドルに取って代わるのかと、ICTの進化も大いに気になります。2017/01/08

メルセ・ひすい

1
国際通貨は、小手先のアイデアで作れるものではない。国際通貨論は、決して技術論ではない。国際通貨制度は、より広い国際金融体制を形成するいくつもの要素のうちの一つだ。そして国際金融体制にとって大切なのは、国際通貨制度の他に、為替相場制度がある。…歴史を振り返れば、多くの時期、複数の国際通貨が併存していた。ドル基軸通貨体制の終わりは来るのか。次の基軸通貨は何か。その時、国際通貨体制はどう機能するのか。世界経済の今後への疑問に答える。 解題:浅沼信爾2013/01/12

kozawa

0
ここのところずっと基軸通貨であるドル。基軸通貨は今後変わりうるのか的な話に興味あれば面白い読み物ではないかと。2012/12/22

yuta

0
ビットコインをはじめとした仮想通貨に興味がある。ドルが基軸通貨であることの意味を問いている。強い国だから好んで海外の投資家や政府が欲しいと思う(不可逆的)。現在のアメリカといえば、輸出するのは金融商品と債券だけ。金融工学に精通した高学歴の人間に富が集中している。金融商品はリスク分散や流動性の面で利便性が高い。ドルを発行し、債券を発行し、輸入に頼るアメリカの経済情勢ではドルが国内から凋落すると考えるのが自然なことである。人民元や円、ユーロは基軸通貨になりえない。ビットコインが基軸通貨となる未来に期待したい。2018/10/01

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