食農倫理学の長い旅―“食べる”のどこに倫理はあるのか

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食農倫理学の長い旅―“食べる”のどこに倫理はあるのか

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  • サイズ 46判/ページ数 395p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326154685
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C3012

出版社内容情報

皆が食べ続けることができる食べ方とはどのようなものか。生産の効率性に重きを置く市場原理主義的なフードシステムのあり方を問う。

生産者や流通業者、消費者それぞれの立場から望ましいフードシステムと食事のあり方とは。トピック間のつながりを明らかにしながら市場原理主義的なフードシステムを問う。30年超に亘りfood studiesをけん引してきた著者の集大成であり、北米社会哲学協会による2015年「今年の1冊」に選出された書を待望の訳出。

内容説明

“食べる”に偏在する倫理。Food Ethicsを30年以上牽引してきた著者の集大成。北米社会哲学協会2015年「今年の1冊」、待望の邦訳!遺伝子組み換え作物はNG?私たちは飢餓地域にもっと食料援助するべき?不信と分断を生み出す主張の単純化を越え、「皆が食べ続けることができる社会の姿」を探求する思考の旅へ。

目次

はじめに―倫理学についての概略を添えて
1 あなたはあなたの食べる物では決まらない
2 食農倫理学と社会的不公正
3 食生活の倫理と肥満
4 食農倫理学の根本問題
5 家畜福祉と食肉生産の倫理
6 フードシステムと環境への影響―地場産の魅惑
7 緑の革命型の食品技術とその満たされなさ
8 再考、今度は想いを添えて―倫理、リスク、そして食の未来

著者等紹介

トンプソン,ポール・B.[トンプソン,ポールB.] [Thompson,Paul B.]
1951年生。ミシガン州立大学哲学科教授。農業におけるバイオテクノロジーや食に関する倫理学・哲学的な考察を行った15冊の単著と編著、200以上の査読付き論文の著者・共著者である。From Field to Fork:Food Ethics for Everyone(2015)は、北米社会哲学協会が選出する2015年の「今年の1冊」となった。2017年にWilliam J.Beal賞を受賞

太田和彦[オオタカズヒコ]
1985年生。総合地球環境学研究所助教。東京農工大学連合農学研究科修了。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。