出版社内容情報
石?膜など多くの例が知られる極小曲面の理論の基本を身に付けることができるよう,ユークリッド空間内に議論を絞り,基礎から解説。
目次
第1部 曲面論の基礎(Rnの曲面;極小曲面の導入 ほか)
第2部 極小曲面の基礎(極小曲面上の等温座標;R3の極小曲面 ほか)
第3部 Plateau問題のレギュラリティ(分岐点;Plateau問題の解のレギュラリティ)
第4部 代数的極小曲面とGauss写像の除外値問題(代数的極小曲面の構成;Gauss写像の除外値問題)
第5部 一般論への発展(一般論の導入;極小部分多様体 ほか)
著者等紹介
宮岡礼子[ミヤオカレイコ]
1975年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程(数学専攻)修了。ボン大学(1978年)、ウオーリック大学(1983年)客員研究員。東京工業大学助手・助教授、上智大学教授、九州大学教授、東北大学教授を経て、東北大学名誉教授。理学博士(東京工業大学)。専門、微分幾何学、超曲面論。受賞、日本数学会幾何学賞(2001年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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