特異点の数理〈4〉代数曲線と特異点

  • ポイントキャンペーン

特異点の数理〈4〉代数曲線と特異点

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320016736
  • NDC分類 411.8
  • Cコード C3341

出版社内容情報

【解説】
トポロジーや特異点論を駆使して代数曲線を研究する分野からテーマをしぼって,その基本からていねいに解説する。

【目次】
基本群と特異点・実代数幾何学と特異点―ヒルベルト第16問題とその周辺―

内容説明

本書では、特に平面代数曲線の平面内での位置の研究(相対的研究)のうち、従来の和書でも洋書でもあまり書かれなかった2つの問題に関する研究について解説した。つまり、複素平面代数曲線の複素射影平面内での相対位置の問題、特に曲線の補集合の基本群の問題の研究と、実平面代数曲線の実射影平面内での相対位置の問題の研究である。

目次

第1部 基本群と特異点(基本群;ファイバー空間;ファン・カンペンの定理;ザリスキ‐ファン・カンペンの方法;いくつかの具体例;平面曲線の特異点の形状と基本群;ガロア分岐点被覆)
第2部 実代数幾何学と特異点―ヒルベルト第16問題とその周辺(ヒルベルト第16問題;不等式;合同式;ヴィロのパッチワーク;ニクリンの理論の応用;その他のトピックスと未解決問題;補足)

著者等紹介

石川剛郎[イシカワゴウオ]
1985年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。専攻は数学(実代数幾何学、特異点論)。現在、北海道大学大学院理学研究科助教授、理学博士(京都大学)

徳永浩雄[トクナガヒロオ]
1986年京都大学大学院理学研究科修士課程修了。専攻は数学(代数幾何学)。現在、東京都立大学大学院理学研究科助教授、理学博士(京都大学)

島田伊知朗[シマダイチロウ]
1991年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。専攻は数学(代数幾何学)。現在、北海道大学大学院理学研究科助教授、理学博士(東京大学)

齋藤幸子[サイトウサチコ]
1990年北海道大学大学院理学研究科博士後期課程修了。専攻は数学(実代数幾何学、位相幾何学)。現在、北海道教育大学助教授、理学博士(北海道大学)

福井敏純[フクイトシズミ]
1988年東京都立大学大学院理学研究科博士課程満期退学。専攻は数学(特異点論)。現在、埼玉大学理学部助教授、博士(理学)(東京都立大学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。