内容説明
33面の三角縁神獣鏡が出土した「黒塚古墳」、卑弥呼の墓といわれる「箸墓古墳」、古代都市の「纏向遺跡」など、大和政権と古墳発生の鍵を秘めた古墳群の謎を解く。
目次
第1章 「おおやまと」の範囲と古墳群の問題点(「おおやまと」の地域;最近の出土資料にみる地域相)
第2章 「おおやまと」古墳集団の古墳(「おおやまと」古墳群;「おおやまと」古墳群周辺部の様相)
第3章 「おおやまと」古墳集団構成の分析(古墳群の性格と墓域の問題;古墳被葬者の性格と形成時期)
第4章 歴史的空間としての「おおやまと」(庄内期から布留期段階の「おおやまと」;古墳の発生と形成)