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すべての愛について

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309017815
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

恋愛、家族、ギャンブル、馬、ゼイタク、涙、まち、東京、日本…読書、小説。そして書くことへの、さまざまな「愛」について。作家・浅田次郎の本音。

目次

経験によって失われていくもの―with白川道
半分、金出すから買え―with中場利一
まずは夫婦の仲がいいこと。―with鈴木光司
小説、涙、ギャンブル―with藤原伊織
僕は人を好きになると愛の言葉を百万回言います―with阿川佐和子
オタクふうに…’97今年の本―with森まゆみ
ひとり歩きが長いよね―with中井貴一
体力こそが小説家になる第一条件です―with五條瑛
母娘愛憎―with天海祐希
ゼイタクしなけりゃ男じゃない―with北方謙三
戦争小説の標準 起床→洗面→仕事 迅速果敢に書くべし!―with古処誠二
馬主はやめられない―with草野仁
『椿山課長の七日間』の真実―with丸山あかね
時代小説にみなぎる活力―with山本一力
“まちづくり”“国づくり”を語る―with米田雅子
日本原理主義宣言!―with菅野覚明

著者等紹介

浅田次郎[アサダジロウ]
1951年、東京都生まれ。作家。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちばと~る

13
浅田次郎先生の対談集。北方謙三先生との贅沢談義。草野仁さんとの競馬馬主談義。古処誠二さんとの元自衛官同士の戦争小説談義。~これによると『地下鉄に乗って』は『日輪の遺産』の副産物だったそうな~山本一力先生との直木賞受賞者同士時代小説談義などなかなか勉強になる対談集ですね~別の対談集『すべての人生について』も読み返したくなりました2012/02/05

12
対人間だけでなく、本やギャンブル、まち、日本、さまざまなものをテーマにした、16人との対談集。浅田さんの引き出しの多さに感服し、変わらないユーモアにも触れられてよかった。五條瑛さんとの「小説家には体力が要る」という話の中で「例えば船戸さんと大沢さんと北方さんが集まっているところへ行ってごらんなさい」というくだりは、ちょっと笑ってしまった。はかなげな明治の文豪とのギャップよ…。読みたい本が増えると同時に、よい読み手とはどういうことかも考えさせられた。2014/08/04

Masa

6
図書館で発見、借りる。浅田氏が直木賞を受賞した直後くらいの対談集。対談の相手は小説家や彼の作品の映像化にあたり出演した俳優など。別に「愛」について書かれている訳ではなく、執筆に対する取り組み方を中心とした四方山話で、浅田ファンでなければ楽しめないだろう。以前読んだ「歴史・小説・人生」もそうだが、河出書房新社はタイトルの付け方が変だ。2015/01/09

reading

4
エッセイや対談集は作家のものの見方考え方が如実に表れるため人柄がよく分かって面白い。2013/12/25

KTakahashi

4
対談集でした。奥さんの話が素晴らしい。《あなたは天才よ,天才よ,天才よって。大丈夫,小説家になるんだから,小説家,小説家,小説家……,天才,天才,天才……。(以下省略)》と言って励まし続けたそうだ。2013/01/05

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