ヒンドゥー教と仏教

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ヒンドゥー教と仏教

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  • サイズ A5判/ページ数 530p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784272430826
  • NDC分類 168
  • Cコード C0014

目次

第1章 ヒンドゥー教的社会体制(インドとヒンドゥー教の一般的地位;ヒンドゥー教の布教方式;ヒンドゥー教における教義と祭祀 ほか)
第2章 インド知識人の正統的および異端的解脱論(バラモン的宗教心の反祝宴的(反狂躁的)および祭式主義的性格―ギリシア的および儒教的知識層との比較
律法と自然法問題の欠如と
インドにおける知識、苦行および神秘教 ほか)
第3章 アジア的な宗派宗教心および救主宗教心(古仏教の転化の一般的証拠;アショカ王;大乗仏教 ほか)

著者等紹介

古在由重[コザイヨシシゲ]
1901~1990年。東京帝国大学卒。戦前、戸坂潤らと唯物論研究会で活動。治安維持法で2年間の長期留置。保釈後、戦時下は上智大学でカトリック文献の翻訳などに従事。戦後は民主主義科学者協会哲学部門の中心メンバー。原水禁運動、平和運動にも挺身。専修大学教授、名古屋大学教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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遠藤 a.k.a. Kon

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小ネタ満載。第三章「アジア的な宗派宗教心および救主宗教心」で、セイロン・インドネシア、中国、朝鮮、日本、内奥アジア(ラマ教)に言及。2012/06/14

bapaksejahtera

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Mヴェーバーの著作は、その多くの論文や講演速記などから大正から昭和にかけて様々な出版社により訳書が出ている。多くの翻訳は(ヴェーバーに関する引用訳も含め)古めかしい独特な文体が主で、ようやくこれに慣れてきたのだが、本書は戦争中の翻訳で一部編者による補訳はあるものの流石に近代的文体で感心した。 宗教社会学ではあるが、バラモン宗教からジャイナ教・仏教の興起と衰退、イスラム支配を遠因とするバラモンの復活さらにヒンドゥ教の成立など具体的である。我が国への論述も豊富である。妙なオリエンタリズムがないのも好ましい。2020/01/09

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