内容説明
塩売りが道に迷い、目の前のほらあなに入ると、そこは巨大な虎の腹のなか。そこで、仲間三人は…。
著者等紹介
シントングン[シントングン]
2007年、韓国イラストレーション学校を卒業。昔の人々はどのような考えを持ち、どのように暮らしていたのかを思い巡らせ、昔話の絵本作りを始める。昔話の絵本を作りながら、今を生き、未来を夢見ている
ユンヘジョン[ユンヘジョン]
早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。韓国語通訳・翻訳。民間韓国語講座講師。NPO法人「絵本で子育て」センター主催、第6期絵本講師養成講座修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
32
何のパーティかと思ったら、臭くてユーモアたっぷりのお話でした。 たくましい3人の男が、怖そうな展開を喜劇にしてしまいました。 そう考えると、最初からコミカルなトラの表情でした。 読み聞かせするときに、地名で噛みそうなところが難点でした。2022/12/07
たまきら
31
全く緊張感のない人食い虎に吞まれた旅人達に、もう大笑い。なんかおいしそうだよね、と母娘でわいわい、オカンのへたくそな「アイゴー」に、台所で片づけしていた夫も大笑い。調子に乗って韓国の宴会はね~、楽しいんだよ~、仲良くなってくるとみんなが口にいろいろ突っ込んでくるんだよ。オカンはホンオフェを突っ込まれて逃げ回ったことがあるよ、と良いつもりで言ったら「韓国って怖いね」…岩井志麻子もこういう気持ちだったのではないだろうか、と反省。良く考えて発言しないとなあ。2019/06/19
いろ
22
韓国の楽しい昔話。タイトルの意味が分かりづらいけど,読んだら笑顔で納得。読み聴かせ候補,練習期間なく,地名が難しいだけで残念ながら外す。自宅で7歳男児と読むと,むしろ地名が難しいおかげで,珍しく息子が読んでくれたり^^ 「ウンチと一緒にプシューッ!」で毎回「嫌~!」意外に衛生的な発言w 切り抜く場面が楽しい。よく見ると絵がコミカル。ラストちまちま描かれている絵の中に…倒れた虎の前方後方に人々が運んで重ねている布のようなものは?切り抜いた肉!? 「後ろから運び出したのは食べたくない~。」また衛生的発言w2015/12/03
どあら
21
図書館で借りて読了。大きなトラの腹の中で出会った3人は、各々得意な事を活かしてトラを食べ始めちゃったよ〜😁2013/07/03
うー(最近、途中断念率高め…)
20
〈韓国の絵本〉山ほど大きいこわいトラに次々に飲み込まれてしまった塩うり、炭うり、鍛冶やの3人。繰り返しも楽しく、緊迫した状態のはずの3人の妙な連帯感が愉快。表紙のおどろおどろしいタイトルから一転したコミカルな絵も良い。2021/01/22