出版社内容情報
ベテラン教師による、調べる学習の指導法と実践例。
内容説明
本書は、調べ学習研究会「調之森」が歩んできた、図書館での「調べ学習」の取り組みを中心に紹介しています。書名の『子どもはハテナでぐんぐん育つ』は、「調べ学習」によって子どもが自ら考え、創造的思考を伸ばしていく調べ学習研究会「調之森」の考えを表したものです。書名では活動の原点である「子ども」としていますが、調べ学習研究会「調之森」の活動は、生涯学習の場でもある公共図書館にも広がっています。第4章では、大人を対象とした実践を取り上げ、「調べ学習」の可能性と展望をまとめました。
目次
第1章 調べ学習について(子どもの「ハテナ?」を育む調べ学習)
第2章 調べ学習の進め方(テーマを設定しよう;ポイント“ドーナツチャートができるまで” ほか)
第3章 学校図書館を活用した実践例(小学生の調べ学習―小学校の6年間は、大きな大きな成長を果たす;中学生の調べ学習―生涯学習の種まきを ほか)
第4章 生涯学習としての調べ学習(成人のための探究的な学習 生涯学習で花開く学び;実践)
第5章 調べ学習のこれから(「調べる学習」を探す歩み―「調之森」での学びと体験講座から見えてきたこと;調べ学習は主体性を育てる―調べ学習をしてみませんか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
27
先日の4年生への百科事典の使い方講座は大成功(ง •̀ω•́)ง百科事典は面白い❗️と思ってくれたようです。 読書センターだけでなく情報センターとしても機能させたい、我が学校図書館。こちらの本は調べ学習の骨組みに欠かせない『ドーナツチャート』と『記録カード』がコピーして使えます。 中身は小学校~高校までの調べ学習の実践例紹介。 うちの図書館も記録カードを常備して、いつでも知りたいときに調べられて記入できる体制にしておきたい。「なぜ❓️」と「わかった❗️」が共存する図書室を目指して。2022/11/22