内容説明
この詩集は、普段聴いてもらっているくるりの曲の歌詞が、もう少しあなたの近くで寄り添うことができるように、編集したものです。直筆書き下ろし解説付き。
目次
東京
尼崎の魚
7月の夜
さよならストレンジャー
マーチ
虹
春風
ホームラン
チアノーゼ
窓〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
関東大震災の被災者、特に虐殺された朝鮮の皆様に追悼・寺
76
読書は孤独の友であるが、読書も許されぬ環境(仕事など)の中で、つらい事や淋しい事が起きがちである。そんな時の自分に伴走してくれるのは一番に歌である。小さな鼻歌で少しの強さを取り戻す。私はしばしば、くるりの『ばらの花』を口ずさむ。「安心な僕らは旅に出ようぜ」これに何度救われたか。くるりの音楽は多彩で、ロックもあれば民謡もフォークもラップもアニメソングも交響曲もある。その中に数々の「愛唱できる歌」がある。『虹』『春風』『ワンダーフォーゲル』『ジュビリー』『ブレーメン』『言葉はさんかく こころは四角』etc。2020/07/09
も ち@病気療養入院中のためオヤスミしています。
25
ロックバンド「くるり」の新旧交えた「歌詞集」。ところどころに楽曲を作った岸田さんの手書きの「歌詞解説」があって嬉しくなる。くるりの曲はかなり聴き込んだつもりでいたが、やはり岸田さんの伝えたかったことの1割も私はつかみ取れていなかった気がする。しかし岸田さんの文字が「それでもいいよ」と言ってくれている気がしてきた。岸田さんにこの場を借りて謝ろう。「六地蔵」という意味深い歌詞を、ずっと「ロック地蔵」だと勘違いしてのだ。「やっぱり、ロックバンドだもんね、“地蔵もロック”だ!」と思った私を岸田さんに叱って欲しい。2016/01/26
オオサキ
10
大好きな、くるりの歌詞集。読みながら頭の中では曲が流れる。改めて歌詞だけ読んでみても、くるりの世界はステキだ。心をワクワクさせ、キラキラさせ、そして柔らかくしてくれる。時折挟まれた手書きの歌詞と解説も嬉しい。『はじめに』で書かれてる、「東京」のエピソードは感動。ミュージシャンってイイなぁ。「ハム食べたい」が、こんなに深い歌だったとは(笑)これからもずっと好きです、くるり。2014/02/27
pinoco.
7
大ファンじゃないけど、ファン。「京都の大学生」は19歳の時勝手に人生のテーマソングにしてた。笑日本語って素晴らしいわ。2015/02/07
マーシー
6
そんなこと俺に聞かずに主人公に聞け2016/11/13