出版社内容情報
どうやって世界一になれたのか！ そのガッツある生き方を子ども時代から現在まで、読み応えある物語に仕立てました！
スタートはケーキ屋に住み込んでの修行だった。そこからどうやって世界一になれたのか。逆境に負けない強さ、夢を追い続けるガッツなど圧巻の情熱が伝わる手に汗握る物語。
【著者紹介】
【輔老心・著】 1967年8月19日、兵庫県神戸市生まれ。児童書籍の編集や男性情報誌を中心に活動する。映画、スポーツ、教育関係のインタビュー記事も多い。
内容説明
どうやって世界一になったのか。そして、あなたはどうしたら世界一になれるのか。そのヒントがつまった本です。和菓子屋に生まれながら、生クリームのショートケーキのおいしさに目ざめ、ねるまもおしんでお菓子作りの修業をし、国内外でたくさんのしょうをとる―辻口博啓のものがたりです。
目次
はじめに 世界一へのきっぷ
第１章 パティシエになりたい
第２章 生まれた町をでて、しゅぎょうをはじめよう
第３章 世界一をめざして
第４章 世界一になりたい
第５章 おとうさんにあいたい
第６章 もういちど、世界一になりたい
おわりに どこからのる？駅をきめておこう
著者等紹介
輔老心［スケタケシン］
１９６７年兵庫県神戸市生まれ。明治大学中退。フリーライターとして、世界一になった人から無名の一般人まで、日本人も外国人も合わせて、さまざまな職業の人たち、１万人以上にインタビューしてきた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なななお
26
読みやすく、優しく、それでいて疾走感に溢れた文章。「弱虫ペダル」ノベライズの作家さんの輔老心さん。中学年でも充分読めそう︎︎👍🏻「君は世界一になる為に電車に乗らなきゃいけないよ。せめてどこから乗るかは決めておこう」…そうか。どんな成長も自分の最寄りの駅から出て行くことから始まるんだな。でもその行き先が世界一とはスケールがデカい。これくらい前向きの天才になれたら、世界一でなくとも何かの一番にはなれる。だから、まずは手に取ってページを捲って、ヒロに出会って。何かが走り出すかも…。2023/05/08
朝比奈さん
15
野心溢れる児童文学。メンタルはアスリートだね。逆算して考えるっていうメソッドは好き。2015/06/05
はるき
15
図書館で見て思わず借りてしまった。子供向けなので平仮名が多くて読みにくいけど、大人にもガツンと来る。ただ漠然と夢を描くのではなく、底へ行き着くまでの道のりを考えて動く。甘い世界の厳しい現実だが、大きなロマンを感じた。2015/05/02
サウスムーン
13
『スーパーパティシエ物語』を小学生向けにし、近年の様子を加えた作品。児童書なので簡略化されているものの、セラヴィの誕生と父親との和解の場面では、何度読んでも涙がにじんでしまう。シンプルで分かりやすくひらがなも多めで、低学年でも読めそう。「ですます調」と「だ・である調」を混在させているところだけ気になった。2016/05/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
読書会【わたしのおすすめ児童文学】 NHK朝ドラ『まれ』のモデルになった人の本2016/01/19
