えほんのぼうけん
このみち

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 25cm
  • 商品コード 9784265081431
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

夏の日、ぼくは懐かしい道をたどる。ずっとずっとぼくの心の中にある景色。うれしそうに立つ祖母の姿に帰ってきた実感をもつ。

夏休み、祖母の家にむかう道で、祖母への思いを重ねていくぼく。心地いい文章と叙情的な絵が、懐かしい田舎の風景を思い出させてくれる。孫から祖母へのメッセージ絵本。

「なきすぎてはいけない」は祖父から孫へのメッセージ。こちらは孫から祖母へのメッセージ。帰省していくと、懐かしい風景が五感を刺激する。

内容説明

ぼくはありがとうをいう。おばあちゃんのまごにうまれてきたことに。このむらでうまれたことに。孫から祖母へ送るメッセージ。なつかしい日本の風景がうかびあがります。

著者等紹介

内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年、福岡県大牟田市に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

180
進む道はたくさんあるはずだけど、歩んだ先には何があるの。ここを歩いてみようかな。最初の一歩を子どもたちは慎重に歩んでいきます。細いわかれ道に迷ったり立ち止まったりして。おばあちゃんただいま。子どもの頃に歩いた、ホッとしたり寂しくなったりした「このみち」は誰にもあるでしょう。みんな先を急いで歩くけど、振り返ると微笑むおばあちゃんがいたよね。先に行っていいよって言ってくれたけど先になんて行けないから。あの小道を辿りながら振り返ってももうそこにはいないけれど。なんで感想の途中で涙が出てくるの。一生忘れないから✨2023/02/19

新地学@児童書病発動中

113
夏休みにおばあちゃんの家へ行く少年を描く絵本。読みながら、夏に祖母の家に行ったときのことを鮮やかに思い出した。日本人だったら、どんな人でも「このみち」を持っていると思う。「このみち」は故郷へ続く大切な道なのだ。2016/08/01

lonesome

51
「ぼくは あるいていく このみちを。」のページの少年の後ろ姿がとてもいい。心の故郷と思える場所があるって素敵なことだと思う。自分にとっての‘このみち’をいつか歩きたいな。2016/01/02

めしいらず

47
夏休みに祖母に会いに行く孫。大人が子どもに押し付けた綺麗事のように思え、鼻白みつつ読んでいたら、裏表紙でようやく腑に落ちる。読み返したらそれとなく書いてありました。読み込み不足、失礼しました。2016/01/17

ぶんこ

41
車窓から眺める田園風景。駅からの道のりは、先にある楽しみで満ち溢れているようでした。優しいおばあちゃんと、人懐っこい犬と、我関せずの猫がいる風景も合わさって憧れます。私の両親は共に都会っ子だったので、田舎がありません。田舎があるって本当に素敵なことと痛感。淡いタッチの絵も素敵でした。2025/05/20

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