内容説明
おばあさんは、うそをついたすずめのしたをちょんぎってしまいました。「したきりすずめのおやどはどこじゃ」おじいさんはかわいそうなすずめをさがしにでかけました。人間らしさがいとおしい昔話絵本。
著者等紹介
広松由希子[ヒロマツユキコ]
1963年ロサンゼルスに生まれ、東京に育つ。編集者、文庫主宰、ちひろ美術館学芸員を経てフリーに。絵本の評論や執筆のほか、展示企画、ワークショップなども行う
ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943年、東京都生まれ。絵本『ガドルフの百合』(偕成社)で小学館絵画賞受賞、『真幸くあらば』(講談社)で講談社出版文化賞さしえ賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
14
昔話にはいろんなバリエーションがあって、知っているつもりでも不思議なお話がいっぱいです。 このお話、嘘つきでおお食らいの雀が悪いと言えば悪いのですが、いなくなった雀を探して馬方牛方の嫌がらせを平然とこなしてしまったおじいさん、そんなに悪いとは思えないおばあさんの受難と、変なところ満載です。 この展開で大判小判やおばけたちの入ったつづらを準備できる雀って何者なんでしょうか。2018/06/13
ume 改め saryo
7
もっと怖い印象のお話でしたが、大人になったせいか?はたまたイラストのせいか、あまり殺伐さを感じませんでした(^^) お婆さんはこんな素敵なおじいさんが居るのにね。。。欲が深いと駄目ですね(笑)(^^)2012/09/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
30年度ブックトーク授業2年生 担任の先生からの要望は『昔話』1・2年生は夏休み後の読書感想文を読書感想画で行う。2018/07/10
こどもふみちゃん
6
この舌切雀のお話では、牛洗いどんと、馬洗いどんの桶の水が1杯ずつ。少なくてよかった~(母)2・3・4・5・6・7歳向け。2011/10/31
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
1
母と女性教職員の集いブックトーク&読み聞かせ(ブックトーク 赤ちゃん・幼児)2012/11/23