内容説明
「いぬかって、かってかって…」とかんちゃんは、いつもの「かって！」がはじまります。おかあさんは、しらんぷり。それでも、かんたろうはいぬがほしくてたまりません。ところが…。
著者等紹介
のぶみ［ノブミ］
１９７８年生まれ。絵本作家。「母と子のテレビタイム」（ＮＨＫ）にて、７年間アニメを毎日放送（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nana＆qoo
17
帰省中に、実家近くの図書館で読みました。『ママのスマホになりたい』や『ママがおばけになっちゃった!』の作者さん。こちらは、10年ほど前の作品。タイトルをみて、「あぁ、ウチの娘たちと同じ事言ってる（笑）」と、ほくそ笑みながら読み始めたら、まさかの衝撃的展開でした。さすが、のぶみさん。娘たちにも、大切な事を教えてくれたと思います。2017/01/07
刹那
15
かなしー。せつない。途中、ひどいなって思ったけど、この本のお陰で、こどもたちにもズーンとくる何かがあったんじゃないかな。わたしまで、ズーンときたわ。心で思ってること、もしかしたら、ほんとになっちゃうかもって。逆にハッピーになること考えるようにしよーっと♪2014/03/28
遠い日
12
ペットに対する自分の勝手な思いに、みごとに裏切られ、後悔するかんちゃん。命はひとつ。死は覆せない事実。幼い子どもの心に刻まれた尊いもの。2016/09/06
Naomi
12
犬が飼いたいけれど、小鳥のピピちゃんがいるからダメってお母さんに言われて…。どうなるんだろうって思いながら読み進めていたら、けっこう重いお話でした。子どもと読むのは、考えないといけないだろうなと思います。2014/04/10
サウスムーン
11
のぶみさんの昔の作品。ストレートで好感持てた。命の大切さはもちろん、自分勝手な気持ちに対する反省がよく伝わる。2017/03/08
