内容説明
高位のつくも神シャナイアと契約をむすんだ風雅。高級フレンチの店をやっている三枝と知り合ったことから、風雅たちは柿右衛門の壷をめぐる騒動にかかわることになる。はたして謎は解けるのか?両親の行方は?魅力的なつくも神たちが登場する人気シリーズの二巻目!
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本、児童書の創作活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろのあ
1
今回は対になっているアンティークが多く出ています。人の心の二面性などが謎に鍵になっていて好みのテーマ。骨董もストーリーもすごく面白いのに、すべて三枝シェフの美味しそうな料理にもっていかれました~志野焼きの器を使っている、フレンチレストラン。鯛のポアレ、百年梅のオランデーズ添え!ああ、こんな店行ってみたい。おまけも盛りだくさんで、十々夜さんのキャラクターメイキングのはなしなども載っていて満足です。紗那は銀髪でよかったと思う。ああ、一度単行本を読んだのに3の発売がすごく待ち遠しい。2015/08/23
紅の葉
0
壺の、つくも神にまつわるお話。鳳凰と龍の成り立ちが人間の所業のせいで終わりを迎えることになってしまった。2017/09/25