内容説明
三治郎―のちの伊能忠敬は、夜になると浜辺にすわって星をながめた。かがやく満天の星を見ていると、つらいこともわすれられるのだった。江戸時代に精密な日本地図をつくった伊能忠敬。その算術に長けた少年時代、商人として過ごした青年時代、そして学問に生きた晩年の姿を描く。五千万歩を歩き、日本の形を描いてみせた男。
目次
1章 北への旅立ち
2章 星と算術がすきな少年
3章 伊能家の婿となる
4章 天明の大飢饉
5章 高橋至時に弟子入り
6章 緯度一度分の長さを知りたい
7章 蝦夷地を測量する
8章 ラランデ天文書
9章 つばさをなくした鳥
10章 伊能図が完成した
著者等紹介
国松俊英[クニマツトシヒデ]
児童文学作家。滋賀県生まれ。童話や児童小説、ノンフィクションの作品を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
10
《私‐図書館》忠敬は、アラカンのヒーローです。でも、年下の恩師や息子さんが、先に死なれたらつらいよね。奥さんが、四人もいたなんて、ビックリでした。2012/12/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
教育出版国語 6年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】2021/05/24
HNYYS
4
図書館本。幼少期、商人時代に関してはあまり詳しくなかったので、勉強になりました。2020/05/06
らいしょらいしょ
4
およそ前に読んだのと同様だった、子供向けかな。緯度一度ぶんの距離を測るのが、こんなにも大変なんだ。一度忠敬が出した数値を、違うと師に言われたあとの話が、本書では書かれてた。いい師だな……早逝したのが無念。挿絵が可愛く、測量の様子なんかもきちんと描かれてた。(難しくて分からんけど)2019/05/13