平和を考える戦争遺産図鑑

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平和を考える戦争遺産図鑑

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  • サイズ A4判/ページ数 176p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784265059676
  • NDC分類 K210
  • Cコード C8021

出版社内容情報

戦後70周年、忘れてはならないアジア・太平洋戦争の姿を、日本国内・南太平洋・東アジアにのこる「声なき証人」から学ぶ。

アジア・太平洋戦争から70年。遺跡となった建造物、いまもそのままの遺物。「戦争遺産」とも呼ばれる色褪せたものたちが、写真を通してわたしたちに語りかける。戦争の実相と平和の意味について考えるきっかけとなる一冊。

【著者紹介】
【安島太佳由・著】  1959年福岡県生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業。大日本印刷CDC写真部、広告制作会社などを経て、フリーカメラマンとして活動。平成6年度文化庁インターシップ研修員。社団法人日本写真協会会員。第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞。おもな著書に『日本の戦跡を見る』『歩いて見た太平洋戦争の島々』(岩波ジュニア新書)、写真集に『東京痕跡』『日本戦跡』『特攻漂流』『要塞列島』『消滅する戦跡』(窓社)、『若い世代に語り継ぐ戦争遺産』『戦争を知らない世代へ―戦争の記憶~中国・韓国・台湾を訪ねて』がある。

目次

第1章 日本国内(広島;長崎 ほか)
第2章 太平洋の島々(パプアニューギニア;ガダルカナル島 ほか)
第3章 東アジア(韓国;台湾 ほか)
巻末資料(おもな平和資料館;この本に関連する場所(国内;国外) ほか)

著者等紹介

安島太佳由[ヤスジマタカヨシ]
1959年福岡県生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業。大日本印刷CDC写真部、広告制作会社などを経て、フリーカメラマンとして活動。平成6年度文化庁芸術インターシップ研修員。社団法人日本写真協会会員。第8回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞

吉田裕[ヨシダユタカ]
1954年埼玉県生まれ。東京教育大学文学部卒業。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルちゃん

29
日本人の戦争。著者様がその戦跡をたどり、20年もの間、国内外で撮りためた写真を、たくさん見る事ができた。自分が行けない場所の戦争遺産を一気に見る事ができ、その写真に添えられた説明も分かりやすく、とっても感謝です。2022/08/09

る*る*る

27
70年以上もの間、平和についてうったえ続けている『声なき証人』たちをまとめた一冊。小学生にも、分かりやすくまとめられている。図書室は、特にこの時期、平和の大切さを本で発信していかねばならない。それが私のできること。2015/08/06

かいゆう

22
日本国内や太平洋の島々、東アジアに今も残る戦争遺産。硫黄島の地下壕、沖縄のガマ、満州の関東軍防疫給水本部など、今まで読んできた本の光景が一度に思い出された。青い海や緑の中に残る戦闘機や艦艇、水筒や飯盒やヘルメットなど、そこに潜みそこで戦った跡が70年たった今も残っている。小学校で勉強するのはほんの一部だけなので、こんないろいろな場所でこんな事が起こったんだ。そして今も傷跡が残っているということを知るにはいい本だと思いました。2015/07/16

Nobuko Hashimoto

20
図書館の児童書室で発見した大きくて立派な写真集。たしかに子どもでも理解できる、わかりやすい言葉づかいで説明されている。国内外の戦争の遺構がたくさん掲載されている。激戦地であった太平洋の島や、日本軍が住民を虐殺した中国などで今でも出てくる人骨の写真もある。2024/02/17

ツキノ

12
戦後70年の節目の年に刊行された児童向け図鑑。おもわず読みふけってしまう。おとなにも手に取ってほしい。70年経ってもこんなに生々しく残っている戦争の傷。同じことは絶対に繰り返してはいけない。各図書館、学校に置いてほしい。2015/06/21

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