内容説明
マリコが住んでいる家には、おもしろくて、ちょっとへんな庭があります。黒ねこが紅茶のお店を出したり、もぐらやりすの親子があらわれたりするのですからね。ある日、マリコは、おばあちゃんが使っていた古い机の引き出しの中に、ふしぎな手紙を見つけました。
著者等紹介
長井理佳[ナガイリカ]
東京生まれ。成蹊大学文学部英米文学科卒業
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
54
間もなく夏休みを迎えようとしていたある日、マリコは東京にいる友だちに手紙を書こうとしていたら、亡くなったおばあちゃんが使っていた古い机の引き出しの中から1通の手紙を見つけ・・。「黒ねこ亭でお茶を」の続編です。前作を読まずにこちらから読んでしまいましたが、事情が分からないなりにも楽しめました。マリコが住んでいる家のお庭がとても素敵でした。自然の描写もさることながら、庭に出入りする生き物たちとの交流が良かったです。もぐらが持っている望遠鏡を私も覗いてみたいです。★★★★2012/11/01
くみ
22
【猫本を読もう読書会】シリーズ1冊目が素敵だったので2冊目も。夏休みの冒険がきゅっと詰まってました。急に小さくなって猫の背中に乗ったり、おばあちゃんの残してくれたなぞときに挑戦したり、リスと一緒に海に行ったり。黒猫亭でもちろん、お茶もいただきます。動物たちとのはじけるような交流が明るく、ちょっと羨ましい。おばあちゃんからの宝物が粋でした。2019/03/01
おれんじぺこ♪(16年生)
15
シリーズ第2弾。前作よりホンワカ度も増し増しでいいわぁ♡癒やされる。リスのお母さんがとっても素敵。おばあちゃんからの謎解きも庭の仲間たちと一緒に解けて良かったね。これ、もう終わりかなぁ…もう少し続き読みたい2023/11/29
花林糖
14
『黒ねこ亭でお茶を』の続編。転校前の友達スーちゃんと過ごす夏休み。二人で秘密の可愛い大冒険をすることに。前作同様可愛いメルヘンな物語。佐竹さんの挿絵がとても素敵です。<寅年にネコ本を読もう!(2022年1月1日~12月31日)>2022/11/05
しーまま
8
表紙に惹かれて読んでみたら2作目だった…。素敵なおはなしなので前のはなしも読んでみたい。2014/04/19