出版社内容情報
ペルシェは,ある出版社が募集した懸賞に当選して,ルノワールの足あとをたどる旅に招待されます。名画の旅へあなたもどうぞ! 小学生高学年から
内容説明
画家の生涯と作品のあとをたどりながら、画家の創作の秘密をさぐります。「ばんざい!一等賞に当選よ!」エレオノール・ペルシェは、パリの中学一年生。ある出版社が募集した懸賞に当選して、ルノワールの足あとをたどる旅に招待されます。妹、弟、そして大学生のナタリーといっしょに、一行はセーヌ川にそってオルセー美術館、カーニュ=シュル=メールへ。あなたも、ペルシェ家の三人きょうだいといっしょに永遠の夏を生きた画家、ルノワールの作品を観賞してください。小学校高学年~中学生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
14
図書館本:光の画家。ルノワールの業績を、子供目線でわかりやすく解説した本。写実主義の技法を礎にした、印象派絵画の研鑽。画家として成功し、名声を確立した後も尚、より良い表現、より素晴らしい作品の完成を目指して、努力と試行錯誤を惜しまなかった姿勢に頭が下がる。晩年は持病と闘いつつも制作意欲は全く衰えず、次々と光溢れる作品を世に送り出し続けた。本当に、絵を描くことが好きで好きでたまらなかった、偉大なる画家の生涯。その作品群同様、光溢れる人生だった。2013/07/31
Nao
0
美術にはほとんど詳しくないのですが、印象派について勉強したかったので、子ども向けの本を選びました。 純粋にルノワールの画集としても楽しめましたし、主人公の旅物語としても楽しめました。 読後はそれなりにルノワールのことがわかるようになったので、入門書としてはよい一冊だと思います。フランスに行きたくなりました。2020/05/31
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