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出版社内容情報
俳句界の巨匠・芭蕉って、本当は何者だったの? 旅日記「おくのほそ道」にかくされた謎を大胆につづった、もうひとつの物語。
那須田淳[ナスダジュン]
十々夜[トトヤ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
花宴
10
ハラハラするストーリー仕立てになっています。芭蕉と曽良に威勢のいい姫二人の計四人旅。藩の存続がかかるような火急の問題を抱える姫たち。一方、名所旧跡を訪ねながら旅をしたいという芭蕉の希望。2つの状況が何だか相容れない気がしました。芭蕉も実は急いで甥を見つけないといけない状況…スリリングではあるんですが、もっとわかりやすくシンプルなストーリーでも良かった気がします。芭蕉より姫たち中心の物語ですね。2018/09/08
ちばりえこ
1
フィクションも混じった面白い物語。芭蕉の出身が伊賀だったことからか、くノ一の女の子が主人公です。忍者やその他悪人との攻防があったり、淡い恋心があったり、ティーンが読むと面白いのではと思います♪ が、大人の私も楽しんで読ませていただきました。『ストーリーで楽しむ日本の古典』シリーズは他にも古事記や更級日記など色々な古典があるようなので、機会があれば読んでみたいです。2021/07/12
カレーライス
1
芭蕉の旅に同行しているくノ一目線で語られます。 楽しみながら読めるという点は良いと思いました。 文体が良くも悪くも軽く、さっと読めて普段本を読まない人も読みやすいと思います。 ストーリーも友情もあり、ハラハラする戦いもあり、読んでいて退屈せず楽しく読めました。 別のおくのほそ道も読んでみたいと思います。2018/04/09
ともっち
0
著者の想像によって作られた架空の筋や事柄が多い『おくのほそ道』です。 こういうのもありなのでしょうが、別の本も読んでみたいと思いました。2023/03/17