出版社内容情報
酔うってどういうこと? 酒に強い弱いはなにで決まる? 性ホルモンへの影響は? クイズを楽しんで「お酒」の正体がわかる本。 小学生高学年から
内容説明
「いまどき20歳まで酒を飲まないやつなんかいないよなあ。つきあいだってあるしさ」「ちょっとならいいじゃないの?だれかにメイワクかけるわけじゃないし…」でも、ちょっと待って!お酒を飲むとあなたのからだのなかでいったいなにがおきるか、あなたは知っている?テレビのCM、新聞や雑誌の広告は、お酒をすすめるものばかり。酒=エチルアルコールという薬物の作用は、大人だってほとんど知らない。この本の22問のクイズを解きながら、「お酒」の本当の姿を知ってほしい。そのうえで、飲むか飲まないか、よくかんがえてほしい。
目次
なぜ20歳まで飲んじゃいけないの?(さいしょにマヒする「人間の脳」;「動物の脳」から「生命の脳」へ;イッキ飲み、はやすのは殺人;アルコールのゆくえ;猛毒アセトアルデヒド;弱い人には拷問;モンゴロイドは酒に弱い)
強いか弱いかの判定法(弱い家系ほど要注意;いざとなるとダメ?;胎児性アルコール症候群;妊娠中の飲酒はダメ;人間関係をこわす ほか)
10代のための問題飲酒のチェックリスト(動体視力は大幅ダウン;飲んでスキーは危険!;飲めば国庫はうるおうか?;酒は万病のもと;「三方美人」のすすめ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
57
タイトル通り「お酒」についての内容の1冊。保健の授業でお酒については知識として触れたことはあるが実際に考えたことはないので借りた。/「お酒に酔う」ということは脳がマヒしているということ、そのマヒの度合いによって「ほろ酔い」、「めいてい」「泥酔」「昏睡」になったりする。お酒に含まれている。アルコールが脳の血管にある関門をフリーパスでき、脳の「神経細胞膜」をとかす。もし、若い頃から大量に飲むとタダでさえ、脳細胞は一度死んだら再生しない細胞なのにもったいない。2019/10/23
カッパ
11
子供向けのお酒について説明した本。ASkの本。1992年と古い本ではあるがこの時に知らせたいと思ったことがどのくらい常識になってるかは謎が残る。2020/09/27
AZUKI
2
子供向けに書かれていて、とてもわかりやすい。たばこと同じようにアルコールの害を未成年の頃から教育すると良いのではないかと思う。脳に影響があるので、それを知らないと自分が死に至ったり、人を死なせてしまったりする。イッキ飲みは危険である。2014/03/10
食いしん坊のっこ
1
麻薬、タバコに続いてシリーズ3冊目。知識をいちいち披露してきます。2014/06/07