出版社内容情報
アミとランはふたごのきょうだい。プールに行き、友だちのママから「口と水着でかくれる場所は自分だけの大切な場所、人にさわらせてはダメ」と教わります。虐待や性被害から自分をまもる絵本。 幼児から
内容説明
人を愛したり守ったりする、いいタッチと人に暴力をふるい、権利をうばうわるいタッチを知って、自分を守る力をつけようと呼びかける絵本。アミ(女の子)とラン(男の子)はふたごのきょうだい。友だちのママに「口と水着でかくれる場所は自分だけの大切なところ、ひとにさわらせてはだめ」と教わる。巻末に性教育についての解説付。
著者等紹介
安藤由紀[アンドウユキ]
画家。子どもの本や小説の挿絵の仕事をしている。1985年よりカナダや日本で子どもへの虐待についての数々の研修を受け、治療の技法などを学ぶ。フェミニスト・カウンセリングや放送大学で発達と教育(心理課程)を学びながら、子育て中の母親のためのサポートグループ活動や性被害者支援活動、子どもと女性の人権活動に従事する。1994年、グループCAP設立。2001年、新しくPEACE暴力防止トレーニングセンターを立ちあげ、CAPプログラム以外に治療や介入への提案などの啓発活動も積極的に行なっている。しんぐる・まざあずふぉーらむ会員。テナー・ネットワーク主宰
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
24
だいじょうぶの絵本2巻め。プライベート・ゾーンについて。やっと予約がまわってきました。保健士さんから借りて読んでいたので再読になりますが。しっかりあとがき・解説が読みたくて借りました。もしも…の時に大人に言えるか、大人は気づけるか、しっかりと話し合っておくことが必要ですね。 2021/07/21
うずら
6
プライベートゾーンのことに留まらず、暴力にも度を越した悪戯やふざけにもノーと言えるように語りかけているところが素晴らしいなぁと思う。2022/09/27
2h35min
3
子どもを性的虐待から守るためにかかれた本。 こういうことって教えることをためらいがある。しかし、「ためらいがある」ことこそ、大切なことだったりするんだな。2018/12/03
たらこ
2
やっぱり買うか。性的虐待の心理教育絵本。2020/08/29
あるちゃ
2
なんでだろうね、イヤって言えない子の方が多い(と思う)のは。 イヤなことをイヤって言えない心理って生まれつきのものじゃないと思うんだけど、いつの間に備わっちゃうんだろうね。 言えること言えない子の境目ってなんだろう。 環境とか年齢とかの違いはあるだろうけど、そればっかりでもないだろうし。 あと、されたことを大人に言える言えないの境目もなんだろう?2016/02/08