出版社内容情報
アルタモントという名前でドイツのスパイになったホームズ。他に,なぞのウィスタリア荘を収録。 小学生中学年から
内容説明
世界がふたつにわかれてたたかいだした1914年の8月。ドイツのうでききのスパイが、自分の隠れ家で、ある人物がやってくるのを心待ちにしていました。イギリス海軍にかんする重要な情報を提供してくれるはずの、その背の高い、やせた男は、まもなく小型のフォード車にのってあらわれたのですが…。表題作のほかに、ロンドン郊外の、あれはてたやしきでおきた殺人事件のなぞを追う「なぞのウィスタリア荘」を収録。小学校中学年以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
永田 誠治
4
同時収録『なぞのウィスタリア荘』。本作で一応、本シリーズ第1期完結。原作でいうと第4短編集まで網羅した形か。同時収録作はホームズ譚では珍しい前後編に分かれて発表されたもの。表題作は初読だったけど、こういう話だったのか。この頃にはホームズ譚には付き物の馬車から自動車になっているのが興味深い。そして養蜂。映画『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』を先に観てたので、なるほどと思わされた。2022/11/26
ぴよぴよ
1
ベインズ警部、凄腕ですね。ホームズが褒めるとは。2011/10/14
火野
0
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