出版社内容情報
殺人の疑いをかけられた青年をすくうために警察と対決するホームズ。他に,三人の学生を収録。 小学生中学年から
内容説明
あるあさ、ちばしった目をしたひとりの青年が、いきなり、ホームズのへやにとびこんできました。建築家のオウルディカー氏をころしたといううたがいで警察におわれている、というのです。ホームズは青年のうたがいをはらそうと、警察と対決しながら、独自の調査と推理で、事件の真相にせまります。表題作のほかに、試験問題にからむ不正事件をほのぼのと解決してみせる「三人の学生」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
永田 誠治
4
シリーズ第2巻。同時収録『三人の学生』。表題作も正典の中では有名どころ。それにしてもホームズ火事トラップ好きだな(笑)。後者は正直言って初めて読んだかも。以前読んだ山中峯太郎版ではホームズの身長2メートルとなってたけど(笑)、この中では180センチとのこと。だよね(笑)他の読者の方も言ってたけど、挿絵がいい味出してて好感が持てる。2020/02/19
ぷるぷる
2
モリアーティを倒して帰ってきた後、面白い仕事がなくてホームズが退屈していた時の話が2つ。ノーウッドの建築業者も3人の学生もあんまり有名じゃない気がするが子どもは気に入ってくれた。大人としては今ひとつ緊迫感の足りない作品ですが、子どもには関係ないですね。次読んであげるのも楽しみ。2014/12/15
ぴよぴよ
2
何回読んでも面白い。過程も結末も分かっているのに。「そうそう。」と楽しめる。2011/09/14
エネ
1
【図書館】学生の話は初。でも、既視感を覚えたので恐らくパロディー系のなにかを読んだのかなと。推理小説はなれないので、のんびり読破予定。2019/11/22
ぽま
1
シリーズ2巻目。絵的に奇抜な作品や、推理過程が解りやすいものを先に持ってきたのだろうか、すでにモリアーティ教授が亡くなっている話をこんな早々に持ってくるなんて…という苦言は一先ず置いておく。読んでいる最中、心は小学校低学年のあの日に戻ってしまいますから(笑) 収録作品は表題の他、『三人の学生』。2012/03/15