出版社内容情報
絶滅が危惧されているサンショウウオの誕生から産卵まで。卵は、バナナのような卵のうに守られ、お魚のような姿に変身。
絶滅が危惧されているサンショウウオの誕生から産卵までを見ていきます。トウキョウサンショウウオは山里の田んぼでひっそり暮らしています。早春に生み出される卵はまるで透明なバナナのような卵のうに守られています。卵、幼生は最初のころはカエルににていますが、発生が進むとまるでお魚のよう!
【著者紹介】
【松沢陽士・写真・文】 1969年生まれ、千葉県出身。東海大学海洋学部水産学科卒業。水中生物写真家として淡水魚を中心として、水の生物を幅広く撮影。著書に『日本の外来魚ガイド』(共著)、『海辺で拾える貝ハンドブック』(共著)以上文一総合出版、『小学館の図鑑NEO本物の大きさ絵本原寸大すいぞく館』(共著)小学館、『外国から来た魚-日本の生き物をおびやかす魚たち』フレーベル館、『うまれたよ!メダカ』(岩崎書店)など。
著者等紹介
松沢陽士[マツザワヨウジ]
1969年生まれ、千葉県出身。東海大学海洋学部水産学科卒業。水中生物写真家として淡水魚を中心に、水の生物を幅広く撮影。水中写真はもちろんのこと、標本写真も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
74
サンショウウオ大好き! 理由は子供の頃のイメージによるもので、オオサンショウウオが天然記念物=激レア! って思ったのとか(ちなみにこの本はトウキョウサンショウウオ)、世界の動物トレカでファイアサラマンダーを引いたのとか、『サラマンドラ』の歌が好きだったのとか、そういうただの思い入れ。でも調べてみたらサラマンダー=サンショウウオではなく、イモリだったりもするらしい。まあみんなまとめて好きってことでいいだろう、と、イモリとサンショウウオ両方読む。可愛さは表紙が一番、でも私は大きなオオサンショウウオ写真が好き。2022/06/21
Kawai Hideki
67
表紙はサンショウウオの幼態。ウーパールーパーそっくりだが、そもそもウーパールーパーというのが、サンショウウオの仲間で一生を幼態のまま過ごす生き物らしい。顔のヨコでフサフサしているのはエラで、大人になると体の中にひっこむらしい。写真の迫力や美しさの点で、個人的には、ゆうきえつこさんの「オオサンショウウオ」の方が好きかな。2016/08/28
たまきら
28
「あっ!うちのイモリちゃんの赤ちゃんみたい!」と喜んで借りてきました。そうなんです、我が家には数年前に物産展で客寄せ「イモリ」として展示してあったアカハライモリを譲ってもらって以来、毎年次世代が成長しているんですよ。大分人に差し上げたものの、いまでも数十匹(もう数えるのも疲れました)の世話を私がしております。ええ、毎日。カメの水槽に大発生するユスリカの幼虫をですね…(長いしグロイので自主規制)本は最後にイモリが出てきてオタマさん大喜びでした。…身びいきがスゴイ我が家です。2018/09/21
円舞曲
18
よくわかる写真絵本です。素晴らしい~。2014/02/26
いっちゃん
12
えー、田んぼに卵が産まれているのか。見つけたい。こんな卵実物みたい!2016/07/19