感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
伝奇羊
8
『サイボーグ』という短編が子供の頃途中まで読んでそのままだった、長い事続きが読みたかったが何という本に収録されているものかもわからず探していた。最近になって国会図書館で見つけることが出来て初めて全文を読んだ。シリアスな話ではなくショートショートでオチがわかり長年の疑問が解けてスッキリした。光瀬龍の『あばよ明日の由紀』が収録されていたのに驚く。多分こっち目当てで手に取ったものと思われる、「君の名は」的なプロットを既に書いていたとは驚き、山中恒の「おれがあいつであいつがおれで」とどっちが先だったんだろう?。2025/06/11