出版社内容情報
少年が丘の上で夢みた壮麗な銀河鉄道の旅。人の幸いのためにつくしたいと願う感情を見事に描く。他に,雁の童子など2編収録。 小学生中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぐ
8
おそらく小学校か中学校の時に読んで以来。2時間程で読めちゃうボリュームなのに、読み終わった後、物語の中から中々戻って来られない。美しさと儚さに溢れてて、まさに天の川のように煌めいてました。色褪せない。2016/09/05
読書初心者
2
漫画「アクタージュ」で興味を持ち読んだ。大まかな内容を知らなかったら難しくて理解できなかったと思う。もっと多くの本を読んでいつか再読したときに理解できるようになりたい。2020/04/02
nobico
2
おそらく持ってる本で一番古い本。大好き。ちなみにDVDも買った。アニメーションのやつです、あのネコの。音楽と映像が素敵過ぎて、セリフの一言一言がノビコの頭の中の宮沢賢治でした。 観て気づいたんだけど、ノビコが宮沢賢治を読むときのリズムとか言葉の感じって子供の時に観て大好きだったこのアニメにそうとう影響されてたのかも。世界観とか言葉のリズムとか流れてくる音楽、風景だったりがこれを元に構築されてたんだ・・・と今更ながらに思いました。小さい頃に心に残ったものってけっこう忘れない。逆に悪い記憶はトラウマになる2012/02/13
なぎさ
1
再読です。 ほんとうの幸いとは何か考える日々です2023/11/20
gongon
1
銀河ステーションの情景描写。 まるで億万のほたるいかの火を一ぺんに化石させて、そら中に沈めたというぐあい、またダイヤモンド会社で、ねだんがやすくならないために、わざととれないふりをして、かくして置いた金剛石を、誰かがいきなりひっくりかえして、ばらまいたというふうに、目の前がさあっと明るくなって…。2019/09/22