秋田文庫<br> 七色いんこ 〈1〉

秋田文庫
七色いんこ 〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784253173377
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

100
昔から演劇が好きだ。高校の時は演劇部だった。劇の脚本を書いたこともある。というわけで、大好きな手塚治虫が描いた演劇を主題にした作品をワクワクした気持ちで読みはじめた。大泥棒で変装の名人が主人公の連作。ブラックジャックの演劇版の趣がある。『ハムレット』や『人形の家』といった有名な作品を巧みに取り入れて、快適なテンポで物語が進む。欲と虚栄という人間の弱みを、鮮やかに描いて身につまされるところが多い。「電話」のようにホロリとする作品もある。連作の最後まで読むと大きな驚きが待ち受けているそうで、今から楽しみだ。2017/09/04

スター

38
再読。久々に読んだがやはり面白かった。主人公の七色いんこは、代役専門の天才俳優で、素顔は謎。依頼者から金を受け取らないが、彼の出演する劇場では、客の持ち物から1番高価な物が盗まれる。 1話完結式の作品で、毎回有名な演劇がモチーフになっている。最初に読んだ時は知らない芝居ばかりだったので、この漫画で知った作品は多い。 どの作品も一捻りした傑作揃い。2021/07/26

リッツ

25
代役専門、プロの役者ではないが天才的に人々を魅了する、その正体はドロボウ。不覚にも初読み!ホントにたくさんの作品を描かれていたんですね、手塚治虫さん。一話毎に出てくる芝居も興味深い、スタートの1巻は「ハムレット」「どん底」「人形の家」…と有名どころが続き舞台は劇場だけでなく出会う人々の人生も変えていく。「ガラスの動物園」の終わり方がすごく好き。続けて読みたいです。2023/12/02

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

15
手塚治虫がこのような戯曲×怪盗というテーマで漫画を描かれていたことを知らなかった。自分の主催している読書会で勧められた本なのだが、この本は戯曲を読まない自分にとって戯曲入門として読むこともできるし、ストーリーの質も素晴らしい。手塚治虫の漫画をもっと漁ってみようかな。2021/07/04

流之助

10
なんとなく読みたくなって読み直す。 七色いんこはヒーローという感じでもないしダークヒーローっぽさもない。プロの役者でもないし大泥棒でもない。あくまで代役専門だし、自分を「ドロボー」という。この段階ではまだ素顔を明かさず謎めいているが、どこか完璧ではない人間臭いところがあって、ビシッとしてないキャラからしか得られない栄養がある。2025/12/17

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