徳間文庫
夜に誘うもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198938239
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

女ごころの琴線にしっとり触れる女性向けエロティック&ホラー。眼を覆った指の合間から思わず覗き見るような、ときめき&戦慄!

あちらの世界は甘くて残酷――官能的で幻想的な5つの物語。不思議な祭で出会った少女に導かれ…(「からすばのゆうずつ」)。黄泉の世界の住人の声が聞こえる和樹は…(「雨隠しの美し雫」)。吸血鬼に襲われた雪は、理性が壊滅するほどの快感を知り…(「夜に誘うもの」)。山奥の聖域で、大人たちは少女に…(「遊戯にはぜる淡い桃肌」)。愛する男に、あたしの手は届かない(「あたしの欲しいもの」)。夢かうつつか、妖しの者との恋物語。

【著者紹介】
東京都出身、在住。3月11日生まれ。電機メーカーなどで勤務のかたわら、漫画家として活動。その後文芸同人誌や電子書籍にて小説の執筆、発表をする。ゲームと散歩、猫と戯れることを趣味に活動中。

内容説明

ひとはなぜ闇に魅せられるのだろう―官能的で幻想的な五つの物語。奇妙な祭で出会った少女に導かれ…(「からすばのゆうずつ」)。黄泉の世界の住人が見える和樹は…(「雨隠しの美し雫」)。吸血鬼に襲われた雪は、理性が崩壊するような快感を味わい…(「夜に誘うもの」)。山奥の聖域で男たちは少女に…(「遊戯にはぜる淡い桃肌」)。達生に近づくため、篤志に身を任せた藍子だったが…(「あたしの欲しいもの」)。

著者等紹介

日野裕太郎[ヒノユウタロウ]
東京都出身。メーカーなどに勤務のかたわら、漫画家として活動。その後、文芸同人誌や電子書籍にて小説の執筆、発表をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神城冥†

6
幻想的な官能小説が五編。なんか…登場人物達が性に対して積極的というか没頭しすぎているので、感情移入できない。よくそんな状況でやってられるよなぁ〜と思ってしまうし、なんかどの話も救いようがないので、うーん。。でも「遊戯にはぜる淡い桃肌」だけはなんとか山神ちゃんを救出できてホッとした。小太郎、えらい。2014/09/10

読書と紅茶🥰

2
肝心の官能シーンがちょっと淡泊かな。(ティーン向けだろうからこのくらいが妥当なのかもしれない。)「遊戯にはぜる淡い桃肌」の時代設定、登場人物がよかった。長編で読んでみたい。続編も作れそう。2018/06/02

白黒杏仁

2
遊戯にはぜる淡い桃肌→からすばのゆうずつ→雨隠しの美し雫→夜に誘うもの→あたしの欲しいものの順。遊戯~のみハッピーエンドより。雨隠し~は尻切れ過ぎかと。2014/09/27

うろん

2
なんというか……ただの官能小説。エロティックな要素が強すぎて、怖さが全く感じられなかったなあ。でも、他のレビューにもあるように『遊戯にはぜる淡い桃肌』は明るい終わり方でほっとした。山神の娘かわいい。2015/02/05

buchi

2
エロくて不思議な短編集。(最後の一話は不思議話ではないけど) サクサク読めた。 続きが気になる終わり方なのがちょっと物足りない感じかも。そこからが読みたいんだよ~。 「遊戯にはぜる~~」の山神と「夜に誘うもの」の吸血鬼かわいい。 2014/08/15

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