内容説明
アメリカ海軍は世界の海を四つに分けて支配体制を作り上げている。その四つのうち、現在、最も危険であり、動乱が続いているのが、西太平洋から東シナ海、南シナ海、インド洋に渡る広大な海域で、ここを担当するのが「第七艦隊」である。最新鋭の強力な攻撃力を持つ少数精鋭の優れた艦艇が、常時戦闘態勢にあるのだ。米国取材歴50年超の著者にしか書けない完全乗艦ルポルタージュ。
目次
第1章 アメリカのアジア太平洋戦略が変わる
第2章 ミサイル潜水艦が北京を狙う
第3章 すべては佐世保から始まった
第4章 アメリカ第七艦隊とベトナム、そしてワシントンへ
第5章 中国は自滅する
第6章 日米軍事同盟はどうなる