ファビアンのふしぎなおまつり

テルンクヴィスト，マリット【作・絵】〈Ｔ¨ｏｒｎｑｖｉｓｔ，Ｍａｒｉｔ〉/長山 さき【訳】

徳間書店（2017/09発売）

• サイズ A4判／ページ数 44p／高さ 26cm
• 商品コード 9784198644840
• NDC分類 E
• Cコード C8797

出版社内容情報

大きく広がる「観音開き」のページをたくさん使って、子どもの空想のふくらみを表現し、ふしぎなおまつりの一日を描きだした、オランダ生まれの楽しいしかけ絵本。

内容説明

きょうは、おまつりです。ママが、でかける用意をしているあいだに、ファビアンは、わくわくして、いろんなことをかんがえました。きょうは、車のかわりに、町にゾウがいるかも。キャンディーのなる木や、広場から、はみだしそうに大きなケーキも、あるかも…！ようやく、ふたりが外へでると、ほんとうに…？大きくひろがるページをたくさん使って、わくわくすることが次々におこる、ふしぎなおまつりの一日をえがく、オランダ生まれの楽しいしかけ絵本です。５さい～

著者等紹介

テルンクヴィスト，マリット［テルンクヴィスト，マリット］ ［Ｔ¨ｏｒｎｑｖｉｓｔ，Ｍａｒｉｔ］
１９６４年、スウェーデンでスウェーデン人の父とオランダ人の母の間に生まれ、５歳からオランダで育つ。２５歳で絵本作家としてデビュー。作品に、オランダで銀の石筆賞を受賞した『おねえちゃんにあった夜』（シェフ・アールツ文、徳間書店）など。自身で文章も書いた絵本『愛についてのちいさなおはなし』（小峰書店）では、銀の石筆賞を受賞している

長山さき［ナガヤマサキ］
１９６３年生まれ。兵庫県芦屋市出身。関西学院大学大学院文学部修士課程修了。文化人類学を学ぶ。１９８７年、オランダ政府奨学生としてライデン大学に留学、以後、オランダに暮らす。アムステルダム在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[seacalf]

オランダの絵本。油絵タッチの絵もたまには素敵よね。黙っているのが苦手なファビアンのとめどなく溢れる空想がそのままお祭りとなって現実になる様子が大変面白い。白いドレスと赤いタイツがとてもお洒落なママさんはちょっと及び腰だけど。お気に入りなのは見開きページのツリーハウス。子供の頃に読んだらこのイメージに身を委ねるだけで数日間は幸せ気分が続きそう。

2019/09/01

[mntmt]

夢がいっぱい。絵を見るだけでも楽しめる。

2017/10/16

[gtn]

わが子がナビゲートでもしてくれない限り、現実どっぷりの生活から解き放されることもないだろう。それでも子に追いつけず、迷子になりがちなのは親の方。

2020/11/18

[魚京童！]

この絵がいい。言葉が小さくてどうでもよくなる。絵が素晴らしい。何がいいのかさっぱりわからないけど、絵がいい。絵がいいのだ。

2020/06/29

[kokotwin]

探し物そこにあるよって教えてあげたくなっちゃった。男の子が思い描いたことが本当になるなんて不思議だなぁ。羨ましい。

2019/07/10