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アメリカはいつまで日本を守るか

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198637088
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0031

出版社内容情報

戦えなくなった超大国アメリカ。その覇権主義の変化に国際社会と日本はどう対峙すべきか。最新情報と分析を現地から詳報!

シリア空爆に踏み切れなかったアメリカ。デフォルト危機を辛くも乗り切ったが、その覇権主義には翳りが見ている。戦えなくなった超大国の揺らぎは、国際社会のパワーバランスにどんな軋みを生じさせるか。中国、ロシアはこの事実に対して、どう動くのか。日米安保はどうなっていくか――。
今絶対に知らねばならないアメリカの実態、国際社会と日本の将来。最もアメリカを知り尽くしたジャーナリストによる緊急出版、現地からの詳細レポート!

【著者紹介】
1935年生まれ。東京大学英文学部卒業。59年にNHK入社。外信部、ニューヨーク、ワシントン支局長、米国総局長を歴任後、ハーバード大学客員教授に就任。現在はハドソン研究所首席研究員

内容説明

シリア攻撃に踏み切れなかった米国。デフォルト危機は回避したものの、覇権主義の揺らぎは、国際社会の力関係に軋みを生じさせた。驚愕の実態を、米国を最も知り尽くしたジャーナリストが詳報!

目次

オバマはなぜ戦争を始められなかったのか
アメリカの覇権主義が終わる
太平洋の軍事バランスが変わる
アメリカは中国を見誤った
日米中の三国時代が始まる
中国とロシアは軍事同盟を結ぶのか
アメリカはいまもロシアを敵視している
アジアの混乱はこれから始まる
超大国の指導者は戦争を始められない
ドル体制は誰が守るのか
日米関係が消滅した

著者等紹介

日高義樹[ヒダカヨシキ]
1935年生まれ。東京大学英文学科卒業後、59年にNHK入局。外信部、ニューヨーク、ワシントン支局長、米国総局長を歴任後、ハーバード大学客員教授に就任。現在はハドソン研究所首席研究員として日米関係の将来に関する調査、研究にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろう

6
アメリカ政産軍に強い人脈を持つ日高氏の最新本。去年、シリア制裁であっと驚く日和見を晒したオバマ大統領の行動背景と今後の影響を説明し、これからの日本の安全保障にどのような示唆を含むものかを冷徹に解説している。米中関係の附属物化した日本の取るべき道は決して多くはなく厳しい。2014/01/30

Kenji Ogawa

2
米国はそもそも中国寄りだったわけで尖閣で日本を助けてもらうことを期待するのは無理。自分の身は自分で守るというのが米国のスタンス。2014/01/23

hdo obata

2
今までこの著者はさすがハドソン研究所首席研究員、ホワイトハウス、米国の議会が何を考えているのかよくとらえているなと思っていた。しかしオバマ政権が中国の軍事力増強、領土拡大よりもいわゆる慰安婦問題で、日本が孤立化している、日本に悪い印象をもっている?この方が中華膨張主義よりも重要?という著者の分析には納得できない。まるで韓国のプロパガンダに乗せられているという風に思えるが?ことの軽重が全く違うではないか?オバマは馬鹿か?それともこの著者の分析がおかしいか?のどちらかだと思ってしまった。 2013/12/30

1
当たり前の事ですが、自国の事情が最優先で、他国の事はかまっていられないんですよ。日本の周りは、ロシア、韓国、中国、北朝鮮と緊張状態です。アメリカもあてには出来ない。難しい状態だと思いました。2014/03/12

Ryotaro1974

1
オバマ大統領がシリアに対して断固たる姿勢を取るとしていたのに、攻撃を議会の判断に預けたことで、これまでの大統領の威信を低下させたのは、やはり、そうだったかと思った。ニュースであれだけ、勢いの良いことを宣言して、自ら判断したいとは、えっ!?と思った。また、中国の習金平の中国の夢=領土拡大の構想にオバマが同意したことは非常に残念だ。2013/11/30

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