出版社内容情報
賊に襲われ殺された材木問屋の主人に残された傷跡は鬼彦組の面々が未だ経験のないものだった。かつてない難敵が奉行所に襲いかかる!
鳥羽 亮[トバ リョウ]
著・文・その他
内容説明
材木問屋のあるじが手代ともども殺された。あるじの傷跡は同心たちの目にしたことのない形をしていた。凶器は一体なんだ!あるじの周辺を探索すると、しばらく前からあるじは尾行されている気配を感じていたようだ。さらには三年前の呉服屋殺人事件が浮かんできた。このふたつの事件に関連はあるのか!真相は如何に?
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞。警察小説で人気を得る。近年では書き下ろし時代小説で多くのファンに支えられ、シリーズを多数持つ、実力派作家のひとりである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
129
『鬼彦組』シリーズ最新刊。鎖鎌を操る外道が相手の今回。安定の鬼彦組の面々。安心して読めるシリーズの一つです。2018/03/28
とし
88
八丁堀「鬼彦組」激闘篇「蟷螂の男」今回も安定感バッグンでした。2018/06/03
やま
59
北町奉行所吟味方与力、彦坂新十郎が率いる「鬼彦組」の活躍の物語です。鬼彦組は、凶悪な犯人を捕まえるために北町奉行所の与力である彦坂のもとに集まった。剣の遣いての倉田佐之助、検視に秀でた根津彦兵衛、仏の旦那と呼ばれる利根崎新八、若手の矢口恭四郎、居合抜きの遣いて柳瀬源之助、変装の名人の田上与四郎、の六人の定廻りなどの同心です。2023/08/01
犀門
3
No.144★★★☆☆2018/08/09