文春文庫<br> 沙高樓綺譚

個数:
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
沙高樓綺譚

  • 浅田 次郎【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 文藝春秋(2011/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 23時39分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167646097
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

巨万の富と世界的名誉。世の高みに登りつめた者たちが今宵も集い、胸に秘めてきた驚愕の経験を語りあう。浅田版、現代の百物語。

内容説明

「沙高樓へようこそ」女装オーナーの言葉で、今宵もめくるめく百物語が始まる。日本刀の真贋をめぐる真実、かつての日本映画界の伝説、やくざ渡世の内幕―巨万の富と名誉を得た者が胸に秘めてきた驚愕の光景が、鮮やかな語り口とともに展開する。ストーリーテラー・浅田次郎が本領発揮した超贅沢な短編集。

著者等紹介

浅田次郎[アサダジロウ]
1951(昭和26)年、東京生まれ。著書に「地下鉄(メトロ)に乗って」(第16回吉川英治文学新人賞)「鉄道員(ぽっぽや)」(第117回直木賞)「壬生義士伝」(第13回柴田錬三郎賞)「お腹召しませ」(第1回中央公論文芸賞、第10回司馬遼太郎賞)「中原の虹」(第42回吉川英治文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミッフー

93
高級ビル最上階「沙髙樓」で繰り広げられる選ばれしその道第一人者があるべきようを語る、また聞き手はそれを巌のように胸に蔵わなければならない社交界🥂女装オーナーがマツコデラックスと重なります😅秀作と思うは、戦国時代の刀の話で漢字多く読み辛いも、はみ出し者の意地を見た「小鍛冶」👍個人的好きなのは階級下女子と度々のめぐり合いが偶然ではなく必然であった「糸電話」😍ちょっぴり悲しい和製バックトゥザフューチャー「立花新兵衛只今罷越候」😢浅田氏お得意任侠話「雨の夜の刺客」🔪なんや結局どれも好きなんやん🤣 2020/06/24

たいぱぱ

90
「沙髙楼へようこそ」女装のオーナーが主宰する夜会は、各界で名を成した選ばれしメンバー達が嘘偽りのない自身の秘密を語る。他言厳禁の掟により、名士たちは秘密を語り自らの心の奥に深く積もった澱を吐き出す。刀剣鑑定家、精神科医、映画のカメラマン、庭守、そしてヤクザの大親分。浅田次郎が描く、それぞれの大家達の世の中に知られてはならない数奇な人生譚が面白くない訳がない。切なさ、不思議、恐怖、そして人間の本質を暴き出すようなお話はどれも印象的だ。感動の涙はないが、人間の持つ生きる力の息遣いが聞こえてきそうだ。2022/04/18

かのこ

81
再読。面白すぎて震える。世の高みに登り詰めた人たちが決して口外できぬ秘密を語り合う「沙高樓」。あるべきようを語り、巌のように胸に蔵うことがこの会合の掟。女装の主人の先導のもと、語られる5つの綺譚。4年前にどハマりして50冊ほど読んだ浅田さんだけど、短編集ではこちらが一番好き。自分も薄闇の中、息を凝らして各人の秘密の趨勢を見守っているような臨場感がある。その道を極めた人たちの話が素人が読んでも分かりやすいのに陳腐じゃないのが凄い。多分これがベスト!が次々と更新されていく短編集。また浅田沼に浸かりたいな。2020/05/10

shincha

74
5作の短編集。社会的にひとかどの実績を残した人達が一夜集まり、今まで誰にも話すことのできなかった話を語る。一切の脚色、嘘を入れず、語り、話を聞いた方は、他言は一切してはいけない。ゾワゾワっとする話や、ウルっとする話、稀有なストーリーテラーの浅田次郎さんの描く世界が話し手の口を借りて紡ぎ出される物語は、どれも秀逸。面白かった!2024/02/05

HIRO1970

74
⭐️⭐️⭐️浅田さんは本当に面白い作品が多いのですが、これもナカナカの物でした。電車内で笑いを堪えて何度もピクピクしてしまいました。他にもシリーズがあるようなのでチャレンジしたいと思います。オススメです。2015/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4348221
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。