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文春文庫
日本の力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167128104
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

内容説明

アメリカ支配からの脱却を訴え続ける石原、戦後日本が抱えた問題点を詳細に点検し続ける田原…二大論客が「戦後が定年を迎えた」平成の時代に警鐘を鳴らす。憲法改正、東アジアの安全保障、対北朝鮮・中国外交の基本戦略、バーチャル・リアリティが進展する社会と青少年教育などを俎上に載せ、この国の未来像を鮮やかに提言する。

目次

第1章 リーダーシップのあり方が変わった
第2章 神話の終わり
第3章 我らが青春
第4章 憲法と天皇
第5章 国家とは何か
第6章 戦え、日本
第7章 燃えろ、若者

著者等紹介

石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年、神戸市生れ。一橋大学在学中の55年に「太陽の季節」で衝撃的なデビュー。翌年、同作で芥川賞を受賞する。その後「化石の森」「生還」など数多くの作品を執筆する一方、68年に参議院議員に当選。後、衆議院に移り環境庁長官、運輸大臣などを歴任。95年、勤続25年を機に国会議員を辞職。99年、東京都知事に当選

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年、滋賀県彦根市生れ。早稲田大学文学部卒。岩波映画、テレビ東京ディレクターを経て、77年に独立。現在は活字と放送の両メディアで活躍中。放送は87年より「朝まで生テレビ!」、89年より「サンデープロジェクト」に出演、また著作は政治、経済、官僚から、メディア、コンピュータ、バイオテクノロジー等の先端技術、性風俗に至るまで優に150冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yori

2
★★★☆☆ 石原都知事、発言や思想など好きではありません。なので読みました。。本当はイライラしそうなので読みたくないのですが(笑)それではただの毛嫌い。どういう発言や思想が自分と違うのか、を知るために。田原氏も苦手だったのですが、本書を読んでみると思っていたよりも平和主義者なのではないかという印象。この二人の思想が結構異なっている所がバランスとして良い。2011/06/27

ganari

0
2007年。近頃石原さんが注目されてるので読んでみると、おもしろかった。たまに言い訳がましいところもあるけれど、信念に生きようとする人なんだね。田原さんは対象的なんだな、柔軟性があって。昔のキレキレだった頃を知らないけど、核はメディア人なんだな。話の進め方もよく分かってらっしゃる。2012/10/12

Frederic

0
読んでみると、タイトルと著者、発行元から受けるイメージとはだいぶ異なる。名論客が、子ども、青春時代の体験に、日本の歩みを重ねながら話す内容は、驚くほど、若々しく、しなやか、かつ明快で、読んでいて心地良い。対外的、歴史的なデリケートな問題も、バイアスをかけることなく、きわめて良識的に述べていて意外。石原氏の反米の原点は、子どものときに米軍機から機銃照射を受けたことが理由ということも初めて知った。田原氏の著書もたくさん読んでいるが、本書のような体験談を目にしたのも初めて。ふたりの力が突出していることを痛感。2011/08/15

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