文春新書<br> 小澤征爾 覇者の法則

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文春新書
小澤征爾 覇者の法則

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166609857
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0273

出版社内容情報

サンフランシスコからボストン、ウィーンへ。なぜ彼だけが「世界のオザワ」となり得たのか。構想十数年、カリスマの秘密を徹底解明。

サイトウ・キネン財団評議員でもある著者の会心作

サンフランシスコからボストン、ウィーンへ。なぜ彼だけが「世界のオザワ」となり得たのか。構想十数年、カリスマの秘密を徹底解明。

内容説明

たった一人でヨーロッパに乗り込んだ青年は、いかにして「世界のオザワ」となったのか?完全主義者の師・齋藤秀雄、巨匠・カラヤン、バーンスタインらとの運命的な出会いから、指揮者の頂点「ウィーン国立歌劇場音楽監督」就任への軌跡を辿り、マエストロ誕生の秘密に迫る!

目次

第1章 小澤家の遺伝子と育った環境(父・小澤開作から受けついだ資質;アコーディオンからの音楽こと始め ほか)
第2章 生涯の師 齋藤秀雄(教育者・齋藤秀雄の人物像;名教師たちの活躍した“時代” ほか)
第3章 指揮者の卵(たった一人の男子学生;人生を変えた「シンフォニー・オブ・ジ・エア」 ほか)
第4章 栄光の舞台への軌跡(トロントからサンフランシスコへ;名門ボストン交響楽団音楽監督に ほか)
最終章 小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラ(齋藤秀雄メモリアルコンサート;新次元のオーケストラ誕生 ほか)

著者等紹介

中野雄[ナカノタケシ]
1931年長野県松本市生まれ。東京大学法学部卒業。日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)を経てオーディオ・メーカーのトリオ(現・ケンウッド)役員に就任、代表取締役、ケンウッドU.S.A.会長。昭和音楽大学・津田塾大学講師を歴任。現在、映像企業アマナ常任顧問等を務める傍ら、音楽プロデューサーとして国内外で活躍。サイトウ・キネン財団評議員。LP、CDの制作でウィーン・モーツァルト協会賞、芸術祭優秀賞、文化庁芸術作品賞等受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

24
向学心盛んであった父開作(14頁)。アコーディオン演奏征爾10歳にして、長兄克己からピアノを習うことに(21頁)。征爾氏は英才教育でなく、小澤一家、桐朋学園、齋藤秀雄の恩恵を受けた(28頁)。齋藤先生は時間に厳しく、音楽については完全主義(45頁)。ローゼンシュトックの指揮法:明快、歯切れよい、トスカニーニ開祖とする近代指揮法の嫡流(67頁)。オーケストラ指揮:指揮者の音楽メッセージを楽団員に伝達する、 心理的な行為(傍点119頁)。人間、成功、油断、自信を抱いたときが怖い(144 頁)。2015/04/09

牧神の午後

7
才能というのは「チャンスをつかむ握力と、失敗から学ぶ冷静さ」とは杉江さんの名言ですが、特に前者を地で行くような小澤の前半生。1ドルが360円の時代に単身渡欧する、とかいきなりミュンシュに弟子にしてくれ、とか。日本におけるクラシック音楽演奏の時代を作った人間なのだなぁ、と感心する。でも、彼の演奏で感動したことがない、ってのが自分にとっての事実だったりなんかする。同じサイトウキネンを振っていても下野クンの幻想は良かったんですけどねぇ。2015/05/02

Z

5
良書。人生に無駄なことはない。無駄と思えるようなことにもいかにして意義を見出せるか。自分から能動的に求めるチャンスと、求められて与えられる受動的なチャンス。どちらも活かせるかは自分次第。一流のひとと同じ舞台で闘うことでしか身につかないものがある。最初は背伸びしてたって、必死になってくらいついてると、気がついたら板についているものなのかもしれないな。2016/01/14

KAN

4
本書にも出てくる「ボクの音楽武者修行」は20歳のころ、文庫本で読んで以来、小澤征爾の生き様は自分の生き方の中に一つのものを与えてくれた気がしている。マエストロと呼ばれる指揮者というもの自身のその語り口がとてもえらぶらない、率直なものだったからなのかもしれない。 一回も生でマエストロの指揮をみたことがないけど、ずっと憧れだったその姿をこの本でもう一度深くたどることができた、幸せな読書時間だった。2014/11/05

セロ弾き

3
小澤征爾や斎藤秀雄に関する著作からの引用に著者自身の評論を書き加えた本。ときどき自著の宣伝が入り込むし、自分で疑問を投げかけておいて自分で解説する独自研究のようなものや、「~という」などの伝聞の表現も多いがこれは自分の憶測じゃないの?と思ってしまう。文章はひたすら上から目線で、「覇者の法則」というふっかけたタイトルもどうかと思う。小澤征爾は自らの才能と努力で自らの運命を切り開いた人で結果として覇者となったかもしれないが、読んで気分のいい本ではありませんでした。2014/11/25

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