文春新書<br> 政治の急所

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文春新書
政治の急所

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  • サイズ 新書判/ページ数 267p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166609284
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

首相秘書官、内閣官房参与としての経験を元に、外交、人事など政治を論じる。「週刊文春」連載「激辛インテリジェンス」も収録。

小泉元首相の秘書官として活躍し、第二次安倍政権の内閣官房参与として首相官邸に復帰した飯島勲氏は、いまや政治の要諦を誰よりも知る人物といえるでしょう。『政治の技術(仮)』では、小泉、安倍両政権を例にとり、外交、人事、原発問題等、政治のあり方を論じるとともに、「週刊文春」で好評連載中の「激辛インテリジェンス」も収録します。

内容説明

元大物首相秘書官にして、現役の内閣参与―首相官邸の中枢を最もよく知る男が、首相に不可欠の資質、長期政権を可能にする条件、閣僚人事の秘訣、官僚の操縦術、サミットでの首脳外交などを例に、組織の活かしかたを伝授する―。

目次

第1章 永田町の急所―内閣、経済政策から東京五輪まで(特命担当内閣参与とは?;経済政策の二本柱;「安倍政権」第一次と第二次はどこが違うか ほか)
第2章 外交の急所―日中・日韓関係、拉致問題、領土問題(日中、日ロ外交を展望する;北朝鮮訪問記;拉致問題はどうなるか? ほか)
第3章 民主党政権失敗の研究(「話し合い解散」のすすめ;なぜ「官邸崩壊」が続くのか;「裏方」を大事にしない岡田副総理 ほか)
終章 政治のリーダーシップとは―永田町での四十年を振り返って

著者等紹介

飯島勲[イイジマイサオ]
1945(昭和20)年長野県辰野町生まれ。72年衆議院選挙に初当選した小泉純一郎の秘書となる。竹下内閣、宇野内閣で厚生大臣秘書官、宮澤内閣で郵政大臣秘書官、第二次橋本内閣で厚生大臣秘書官。小泉内閣で首席首相秘書官。元自由民主党秘書会副会長。永年秘書衆議院議長表彰、永年公務員内閣総理大臣表彰を受ける。2013(平成25)年より安倍内閣の官房参与。現在、松本歯科大学特命教授、日本経済団体連合会「21世紀政策研究所」顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

29
民主党政権崩壊や大阪維新が出てきてはや10年なんですね。何か、別の国の話しを聞いているような錯覚感。橋下氏や竹中氏に対する辛口評価と官僚操縦術が印象的。竹中氏が、維新の候補者公募選考委員長だったんだ。う~ん、忘却の彼方だ。2021/09/26

ceskepivo

6
なぜだか、この人の書いていることは納得してしまうんだな。「たくさんの人の話を聞き、その上で決断すべき時にきちんと自分の責任で判断する。判断した以上はぶれない。その判断にはすべての責任を持つ。これが正しいリーダーの姿だ。」そのとおり!2014/08/18

koishikawa85

3
以前通読したことをすっかり忘れて、読みかけだとばかり思っていたため、もう一度読んでしまった。安倍氏に批判的な私だが、かなりの部分で賛同できるのに驚き。外務省の事務レベル協議から積み上げても何も決まらないとか、興味深い話も多い。2022/01/03

本を読むゴリ

3
やはり、55年体制でまつりごとを牽引してきた自民党でしか出来ない事が多かったと言う事かな。2大政党は無理だな。2014/02/12

武井 康則

2
小泉政権で活躍し、安倍政権にも参加した人物らしい。ちょっとした裏話もあるが、ここで書いても良い話なんだろう。それくらいの計算は著者にも自民党にもあるはずだ。聞き書きの形を取っているが、自分を「俺」と言ったり、文末の「だぜ」とか、「よな」とか、「じゃん」。品のない文章で読むのが辛い。政治家でなく、政治屋の文と内容。綺麗事で政治ができるかと言うなら、理想のない政治ならコンピュータでやればと言いたくなる。実際、今の経済活動のみの政治ならAIでいいのではないか。2018/03/22

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