• ポイントキャンペーン

文春新書
ミュージカル洋画ぼくの500本

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 398p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166605934
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0274

内容説明

映画がトーキーになって以降、最も華々しいジャンルのひとつとなったミュージカル。その盛衰を誕生から今に至るまでリアルタイムで見てきた著者が、代表的な500作品を選び解説する。

目次

1 作品ガイド篇
2 ぼくのミュージカル洋画小史

著者等紹介

双葉十三郎[フタバジュウザブロウ]
1910年東京生れ。子供の頃より映画館通い。東大経済学部卒業後、住友本社に入社、エリートコースを歩むも映画への想い断ちがたく終戦直後に退社。映画評論家として独立。故淀川長治氏と並び称される映画の生き字引的存在。2001年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェ・ブンブン

20
かの有名な双葉さんのミュージカル洋画への誘い。彼のミュージカル映画の定義が広義なため、「ブエナビスタソシアルクラブ」「ウッドストック」みたいなドキュメンタリーが入っていたり、説明が雑だったりするが、ここまで多くの音楽映画を観きったのは偉業だと思う。作品を差別せず、カルト映画チックな作品もきちんと評価しているところにプロ精神を感じた。2013/12/18

いちはじめ

4
映画評論家の最長老というだけでなく、文芸大作から低予算娯楽映画までとにかく大量にリアルタイムで観ている生き字引のような著者の映画評シリーズ。今回はミュージカル洋画にテーマを絞った。絞って500本というのだから凄い。2007/09/22

satoko

3
映画評論家の双葉十三郎さんのミュージカル映画のレビュー集。著者自身も断っているように、ブロードウェイ・ミュージカルの映画化から音楽家の人生を扱った作品など様々。あまりに数が多いので、評価の高いものと興味があるものをピックアップして斜め読み。みたことの映画で双葉さんの一番評価が高かったのは「ウェスト・サイド物語」だった。著者の立場を考えれば当たり前なのだけど、評価はミュージカル部分より、映画としての出来の良さ中心。JCSと「ザ・コミットメンツ」が「上出来の部類」に入ってたのがちょっとうれしい2014/09/14

Gen Kato

2
広義の音楽映画もあり。名ガイド本。もうこんな評論家さんはいませんね…2013/11/12

uka

2
誰もが見たことあるような名作から、ビデオがないような作品まで、広く取り上げられている一冊。双葉さんのミュージカル映画に対する愛が感じられる。これ読んで「みたい!」と思っても手に入らない作品が多いのが悲しい。。2008/07/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6589
  • ご注意事項