わが殿〈上〉

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わが殿〈上〉

  • 畠中 恵【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 文藝春秋(2019/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163911281
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

幕末期、赤字に喘ぐ大野藩。内山七郎右衛門は藩主の土井利忠と共に藩政改革を断行し、財政を立て直そうとする。新感覚歴史経済小説!

内容説明

幕末期、ほとんどの藩が財政赤字に喘ぐ中、大野藩も例外ではなかった。藩主・土井利忠は、様々な藩政改革を断行し、多額の借金を抱える藩財政を立て直そうとする。その執行役として白羽の矢が立てられたのが、わずか八十石の内山家の長男である七郎右衛門。四歳年下の殿の人柄と才覚に惚れきった七郎右衛門は、己の命と生涯を懸けて利忠と向き合い、時には反発しながらも、大野藩の再生に奔走する。痛快新感覚歴史小説!

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学卒。漫画家を経て、2001年『しゃばけ』で第十三回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。以来、「しゃばけ」シリーズは大ベストセラーになり、16年には第一回吉川英治文庫賞を受賞した。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

259
序章の1ページ半で、すっかりハマッてしまった。修飾を削ぎ落とした畳みかける文章。いま人気の講談師・神田伯山の「軍記読み」を聞いているよう。釈台を打つ張扇の音が聞こえてくる感じがした。 それは、「読点」が効いているからか? 思わず何度も声を出して読んでしまった。  意外なことに、畠中恵、初の史実に基づいた時代小説だという。 主人公十九、「わが殿」十五。運命の出会いから一気に読んでしまった。いよいよ、疾風怒濤の幕末から維新へ。さあ、下巻も読も読も。2020/03/19

やま

149
わが殿(上) 2019.11発行。字の大きさは…小。幕末期に越前国大野藩7代目藩主・土井利忠は、多額の借金を抱える藩財政を立て直そうと、財政改革を行います。執行役として、金勘定に優れた内山七郎右衛門を育てていきます。この内山は、面谷銅山の開発を始めとして、殿様の要望に沿って成果を上げて行きます。。 織田信長に似ている殿様は、果断に改革を進めていきます。その改革のお金を作って行く内山との組み合わせがいいですが。内山は、この殿様の笑顔が怖くてしかだが有りません。笑顔の次には、とんでもないことを仰せつかります。2020/09/02

94
ファンタジー要素は無く、真当な時代小説。読みやすい文体とテンポの良い展開でサラッと読了。下巻にも期待2020/12/21

とろとろ

84
読み始めは出来すぎで架空の時代小説かと思っていた。しかし、ここに登場する幕末の大野藩主土井利忠は福井県にあった実在の藩と藩主で、現代では正に名君と称される人物だった。それを支える家老と藩政改革で抜擢され「わが殿」に惚れ込んだ主人公が、実際に行われた藩政改革の内部事情を事細かに描く時代小説、ということか。福井県の地方新聞の幾つかに掲載された話を一冊にまとめたものらしい。話は連続しているが繋ぎは舞台がフェードアウトするような感じで「第1幕が終わった」的な妙な違和感。上巻は主に新銅山の開掘と倹約の断行かしらね。2020/07/03

keiトモニ

52
癇症なお人柄の銅山奉行小泉佐左衛門、蟄居の身でありながら面扶持で怒り狂いの暴走。自害に及ぶとか。まっ自業自得、アホですね。スケールの大きい名君といわれる土井利忠が藩主にあってもこんなアホ侍はいるんですね。これじゃ更始の令もぼやけてきますわな。“七郎右衛門は仕事に追われまくっていた。80石の藩士になぜこんなに仕事が集まってしまったのか、謎としか言いようがない”←上司・同僚皆ボロだからだ。社保庁時代の年金パンチ入力働かず職員組織と同じ。ンで七郎右衛門、大阪の彼女に子が出来てよかったねってか!単身赴任だからね。2020/02/24

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