廃墟ラブ―閉店屋五郎〈2〉

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廃墟ラブ―閉店屋五郎〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163908854
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

中古備品を引き取り販売する閉店屋の五郎が活躍する人気シリーズの続編! 出会った三人のワケアリ女たちの純愛物語にホロリ。『ヤッさん』『握る男』などを送り出したベストセラー作家・原 宏一による「ほっこり小説」、待望の続編が誕生!

今度の五郎も、心にしみます。



閉店屋の五郎は、廃業する店を訪ねて、一人娘の小百合と、東奔西走。

そこで出会った3人のワケアリ女たち。

惚れて、助けて、袖にされ――。

それでも五郎は、人を信じて、走り続ける。



第一話 → 美人社長が経営するスーパーチェーンのお家騒動に巻き込まれ、神奈川県平塚市で、五郎は警察の御用に。



第二話 → 廃業したラブホテルのラブノートには、心中をほのめかす書き込みが。消えた謎の女性「アミ」を追いかけて、"赤坂"へ。



第三話 → 元レースクイーンの未亡人が運転するタクシーに乗り、秋のみちのく路へ。一人娘・小百合の結婚話に五郎はやきもき。



喜怒哀楽を刺激する、中篇三話を収録。

原 宏一[ハラ コウイチ]
著・文・その他

内容説明

廃業する店を訪ねて、一人娘と東奔西走。そこで出会った3人のワケアリ女たち。惚れて、助けて、袖にされ―。それでも五郎は人を信じる!

著者等紹介

原宏一[ハラコウイチ]
1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒業後、コピーライターを経て、97年『かつどん協議会』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanae

72
閉店屋五郎の続編。一作目よりはこちらの方が好きだったかも♡そもそも、五郎さんの女好きでしっかりしてないところが、一作目からうーんという感じだったので(笑)今作もそれは変わらず。でも五郎さんは周りに恵まれてる。それにおせっかい性格が結果的に皆を幸せにしてるから作品は好き(笑)女ぐせさえなんとかなればなぁ…五郎さんより周りの皆が好きです!小百合は幸せになれますように♡2018/10/06

ゆみねこ

67
閉店屋五郎・シリーズ第二弾。急成長するスーパーチェーン、廃業するラブホテル、経営難で解散するタクシー会社、出会うのは訳あり女たち。惚れっぽい五郎さんが一人娘と大活躍。キッチンカーの佳代さんもちょこっと顔出し。サクッと読めます。2018/09/11

くろにゃんこ

46
続編から読んでしまった・・・。これでは商売にならないでしょ~というのは気にしなくていいのだろうな(^^ゞサラッと読めます、五郎さんいい人です。佳代さんが出てきましたね(*^_^*)2018/11/07

ジュール リブレ

34
閉店した店の設備や什器を集めて転売する中古屋の五郎と娘の小百合。二人の周りに集まる不思議な縁が、なかなかに切ない。今回は三編。商店街の魚屋、ラブホテル、そして、タクシー会社。山形の芋煮会場に、佳代さんの移動調理車が来てたのは嬉しいコラボ。自作では、山形編の冷やしラーメンや芋煮がお目見えかなぁ。2018/09/26

信兵衛

31
お人好しどころか脇が甘く、赤字仕事も多い五郎と、しっかり者の娘=小百合というコンビによる、ドタバタ気味でコミカルなところの多い人情劇、というのがこの作品の持ち味でしょう。2018/09/23

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